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カテゴリ:旅の記録
つづき
赤穂城跡からチャリこいで、千種川に架かる橋を渡ると、まもなく赤穂海浜公園。 ![]() 園内には湖と多数の広場があり、遊園地からキャンプ場まである、ここだけで1日楽しめそうな巨大な公園。 私の目的地は、その中の「塩の国」というエリア。 いろんな時代の塩田が復元されてる。。。 流下式塩田。 ![]() 海から取水した海水を流下盤(手前の平面)に流し、太陽熱によって水分を蒸発させる。 さらに海水を枝条架(奥の立体装置)に流して濃縮し、風力によって水分を蒸発させる。 この方法は昭和27年頃から採用された、比較的新しいもので、従来の農業的な製塩法から工業的な製塩法に変化した。 従来の農業的な製塩法は、、、 揚浜式塩田。 ![]() 日本海側や太平洋側の干満差の小さい所で行われていた、天然の砂浜を塩田とする方法。 午前中に海水を砂浜にまいて、午後に濃い塩分を含んだ砂を抽出槽に入れ、海水を注いで濃い塩水を取り、鉄の釜で煮つめて結晶を作った。 奥に復元されてる建物は、向かって左が濃い塩水を取る小屋、右の△が釜小屋。 入浜式塩田。 ![]() 瀬戸内海沿岸を中心に江戸時代以降行われていた、揚浜式塩田を発展させたもので、大規模な防潮堤を築いて、その内側に塩田を作る方法。 奥にいろんな建物が復元・展示されてるので、見に行ってみる。 ![]() 左の煙突があるのは釜屋、右は納屋。 釜屋の中。 ![]() このような設備によって、煮つめて結晶塩が作られた。 入浜式塩田製塩用具展示棟の中。 ![]() いろんな器具が展示されてる。 赤穂は忠臣蔵でも有名だけど、塩の産地としても有名♪ ここは塩田が見学できて、塩作りの歴史が学べて、しかも入場無料なのがうれしい^o^ つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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