テーマ:暮らしを楽しむ(385044)
カテゴリ:生き物
![]() 昨日の仮名書道教室で、私達の先生が指導してもらっている大先生のDVDができたからと、持ってこられたので、さっそく購入しました。 筆遣いとか、墨の付け方とか、とっても参考になるはず。 上の写真は、先生が書かれた作品の一つ。 古事記に出てくる歌でした。 〇倭(やまと)は、国のまほろば たたなづく 青垣 山籠れる やまとし麗し やまとは美しい。盆地を囲む山が重なりあって美しい。 〇命の 全(また)けむ人は たたみこも 平群(へぐり)の山の 熊樫皮(くまかしかは)を 髻華(うず)にさせ その子 平群の山で髪を飾って遊ぶ子はきっと命を全うできることだろう。 (それに対して、自分の命はもう尽きようとしている) 〇愛(は)しけやし 我家(わぎへ)のかたよ 雲居たちくも 愛おしい私の家の方向に立ち上る雲は、こちらに向かってくるようだ ![]() 大先生は書かれていませんが、この三つの歌のあとに、 〇少女(をとめ)の床の辺に 我が置きし 剣の太刀 その太刀はや 美夜受比売(みやずひめ)のところに置いてきてしまったあの剣 あの太刀がありさえすれば、こんなことにはならなかっただろうに と、詠まれてすぐに、倭建命は亡くなったらしいです。 ※この剣の太刀というのは、草薙剣のことですよ。 ![]() 「まほろば」は、すぐれて良いところ 「たたなづく」は、山が重なるという意味 「くま」は、動植物につけて(大きな)(りっぱな)という意味。 「はしけやし」は、愛おしい 古事記に使われている言葉は、今も残っているやまと言葉の根幹にあるものなので、読んでいると、わくわくします。 古事記は、無料の青空文庫で全文が読めます。 青空文庫より 「古事記」全文 では、つぎのお題。卵。 昨日見つけたナミアゲハの1齢幼虫が無事かどうか、山椒の葉っぱを調べたら、ちゃんといました。よかったね。自然界では、蝶の幼虫は、いろんな生き物のえさになっていますから、無事成虫になれるのは、ほんの一部。 で、ついでに卵を見つけてしまいました。 ![]() ![]() 昨年は、大量に見つけた卵を部屋にもってきて、たくさんの幼虫になったのを見届けたあと、一匹だけ残してあとは庭の山椒の葉にもどしたのでした。 そして、一匹だけ残したナミアゲハの幼虫を「ナミちゃん」と名付けて育て、無事、羽化するところまで見届けることができたので、大満足だったのですが、今年はどうしようか・・・ さしあたって、実体顕微鏡で観察しました。 ![]() ![]() ![]() 今は、このケースに入れて、パソコンの横に置いています。 さて、どうしようか・・・ では、庭の花の写真を。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私が、この、中心が赤いユリの写真を撮っていたら、母が居間から出てきて、 「袋の写真ば見て買(こ)うたけど、いかんやった。なんか、ぽやーっとしとう」 不満げでしたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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