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カテゴリ:さ(ざ)
昨日の「烏金」の続編。前作の主人公は出てこなくて(思いで程度に語られる)前作の脇役である元・泥棒の子供たちが交代で主役な連作短編。
子供たちがもうひとつキャラが立っていないので、読み始めてすぐこれは誰々が語り手だというのが伝わってこなくて残念。誰か一人の視点でも良かったのでは? あと、敵討ちをメインの話にすえて、ちょこっとずつ情報がわかってきて…みたいな構成の方がつながりも盛り上がりもあってよかったようには思う。 とはいえ読後感のよい人情モノとしては秀逸。 さらなる続編希望!できれば「浅吉」篇も読みたいなぁ はむ・はたる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.11 21:29:13
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