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カテゴリ:留学
週末、シカゴで、NBAの試合を観戦する機会に恵まれました!
いやー、もう凄かった、の一言です。全てが凄かったのですが、敢えてまとめようとするなら、超一流のスポーツと超一流のエンターテインメントの融合、というところでしょうか。 まず、すべての選手が、超人のようなスキルを駆使して、華麗という言葉しか浮かばない手にボールが吸い付いているかのようなドリブルや、何故その位置関係で通るの、ボール見てないよね、後ろ向きじゃなかった?みたいなパスを駆使してゴールに近付いて行きます。そして、シュート!なわけですが、これがもう、電光石火で敵を突破してネットに叩き込む迫力満点のダンクシュートや、え、その距離から狙えるんですか、と言いたくなるようなネットすら揺らさずにスポッと入ってしまうスリーポイントシュート、などなど、超絶技巧の連続なんです!もうため息です、もはや同じ人間とは思えません。 そして、試合前、インターバル、タイムアウト、ちょっとでもコートが空くと、ものすごく美しいスタイルと笑顔でハードな動きを一斉にするチアリーディングや一糸乱れぬパーカッション演奏、もの凄い高さの回転技を含む器械体操等が披露され、とにかく一瞬も目を離せません。 そこにChicago bulls という地元のチームを熱狂的に応援する23000人のファンの方々の大声援とDJが試合展開に合わせて自在に操る大音響の音楽が加わり、もうコンサート会場のようです。 ショービジネスの国、アメリカのすべての要素が詰まっているようなアメリカを象徴するようなイベントが、NBAの試合だということが分かりました。 でも、そんな、今日これまでどれほどの努力を重ねてきて、今、この夢の舞台に立っているのだろうと思うような超人の華あるスター選手でも、焦るとミスを重ねてしまいます。あー、その距離からは無理だよね、と思う難しいシュートを無理矢理狙ったり、強引な突破でシュートを狙いファウルを取られたり。やっぱり、こんな凄い天才でも、人間なんだ、頑張れ頑張れ、と叫びたくなりました。 難しい場面はどちらのチームにも生じるのですが、1、どれ程、普段の得意技を確実にきちんと決められるか、2、ミスは仕方ないとしてもどれほど最小限にできるか、3、仮にミスした時でも、どれ程ダメージを最小限に抑えて、悪い場面を切り替えられるか、が勝負の分かれ目になってくる、ということも素人ながらに感じました。 超一流の人々がお互いの限界に挑戦し合うギリギリの真剣勝負、観られて本当に良かったです。 あの華やかな2時間弱に凝縮されたもの、言葉で言い表すのは難しいですが、ずっと心に刻み続けたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.11 12:07:57
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