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バス停地名学のすすめ

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2007.03.23
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カテゴリ:北区
バス停データ
◆所在地:北区  ◆路線:都営バス[草64]系統

みなさん、こんにちは。

JR王子駅から明治通りを三ノ輪・浅草方面へ向かう都営バスに乗ると、2つ目が梶原バス停です。梶原は周辺の北区堀船に古くからある地名で、目の前には都電荒川線の梶原電停もあります。

梶原の地名は、大田道灌の孫にあたる大田資正(おおたすけまさ)の子、梶原政景(かじわらまさかげ)に因むもので、『小田原記』によれば「弓矢打物達者にて、鬼にも神にも逢ふべき器量」と表現されるほどの人物だったとされています。この梶原氏の居館が、石神井川の河口に近い下水道局王子ポンプ場(堀船3丁目)にあったと伝えられることから梶原の地名が起こり、近世以降、明治22年までは梶原堀之内村と称していました。その後、行政上は王子村の大字となりますが、既に「梶原」の二文字を外した堀之内村の通称が定着していたせいか、地名は大字堀之内となり、王子区が誕生する昭和7年からは、隣接した大字船方と合併し、堀船町となりました。

都電の踏切を渡り、すぐ先の交差点を左へ入ると、下町情緒たっぷりの梶原商店街です。「ショッピングロードかじわら」と掲げられたアーチをくぐると、すぐ左手に「都電もなか」でお馴染みの和菓子店「明美」があります。雑誌等で紹介されることも多く、都電沿線のお土産物としてはすっかり定番となっていますが、私も車庫型のパッケージが面白い10輌入り(10個ではなく、あくまでも10輌)を、少し並んで購入しました。

商店街を少し歩くと、右手に愛宕地蔵の小さな祠があります。毎月3のつく日が縁日のようで、近所の子供たちが集まって賑う様子は、戦前から変ることなく続けられる商店街の風物詩として、現在も受け継がれているようです。

(次回へつづく)





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最終更新日  2007.03.26 23:22:29
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