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バス停地名学のすすめ

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2007.04.26
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カテゴリ:荒川区
バス停データ
◆所在地:荒川区 ◆路線:都営バス[草41]系統

みなさん、こんにちは。

地下鉄田原町駅に近い浅草寿町から、鶯谷駅、三河島駅を経て、尾竹橋通りを北上する都営バス[草41]系統の行き先は、足立梅田町です。東京の山の手側に暮らす私には、この行き先を聞いても、それが足立区のどのあたりを指すのかピンときません。地図で確認すると、東武伊勢崎線梅島駅から南へ500メートルほどのところのようです。西新井橋で荒川を渡り、梅田の住宅地をするすると走り抜け、梅島駅の少し手前で突然終点。地図からはそんな印象を受けます。おそらくそこにはバスの折返し場があり、ローカル線の終着駅のような風情があるのかもしれません。いずれ機会があれば終点まで乗り通してみたい路線のひとつです。

このバスで、町屋駅から2つ目が、一本松バス停です。町屋駅から続く商店街の延長上にあり、バスを降りると、狭い歩道を人や自転車が切れ目なく行き交っています。そんな尾竹橋通りを町屋駅方向に少し戻ってから左へ入ると、角に松の木が植えられた小さな公園に出ます。

古くからこの付近を一本松と呼びますが、それは江戸時代からこの場所にあったという「町屋の一本松」に由来しています。松は元禄6年(1693)に植えられたと伝えられ、それ以前は2本の松があり、かつては二本木の小字があったといいます。罪人の首をこの松に晒したことから、「くびかけの松」といった俗称もあったようです。松は戦災で枯死したそうなので、現在の松は2代目ということになるのでしょうか。平成6年に一本松グリーンスポットととしてこの公園が整備された際、新たに植えられたもののようです。

(次回へつづく)

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最終更新日  2007.04.26 00:28:48
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