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テーマ:東京 / 江戸(1184)
カテゴリ:足立区
バス停データ
◆所在地:足立区 ◆路線:都営バス[北47]系統他 みなさん、こんにちは。 北千住駅から国道4号(日光街道)を北上する都営バス[北47]系統は、竹ノ塚駅を経由して、埼玉県境に近い足立清掃工場までを結んでいます。東武バスの営業エリアに単身乗り込んでいくような路線ですが、竹ノ塚駅では東武バス勢に駅前ロータリーを占拠され、乗り場が少し離れた場所へつまみ出されたような格好になっています。平成8年に足立区役所が移転して以来、北千住駅と区役所を結ぶ足として、この路線の需要もやや増加したのではないかと思われますが、その足立区役所のひとつ先が、小右衛門町バス停です。 足立区の古い地名の由来を紐解いていくと、多くは新田開発の歴史と関わりが深いことがわかりますが、この小右衛門町の名もそうした事例のひとつで、武州(現埼玉県)岩槻城に出仕していた渡辺小右衛門という武士が元和2年(1616)にこの地へ移住し、新田開発に携わったことからその名があるといいます。江戸時代には小右衛門新田と称し、昭和7年から小右衛門町となりましたが、同40年からの住居表示施行により段階的に町名変更が進み、同50年には完全に消滅しました。 バス停の少し先には、環七通りの梅島陸橋があります。環七通りから梅島2丁目の住宅街へと歩いてみました。小さな水路跡と思われるような細い通りが、くねくねと曲りながら住宅街の奥へと続いています。古くは灌漑用に使われた用水路でしょうか。迷路のような道を行ったり来たりしていると、さすがの散歩好きの私でも、方向感覚が怪しくなってきます。 (次回へつづく) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.13 12:00:53
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