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バス停地名学のすすめ

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2008.12.21
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カテゴリ:葛飾区
(前回からのつづき)

その縛られ度合いは、現在も半端ではありません。山門をくぐり、近年きれいに改装されたと思われるさっぱりとした境内に入ると、正面の本堂の左手に地蔵像が見えますが、頭の部分を除き、全身を無数の縄でぐるぐる巻きにされたその姿は、巨大な繭のようでもあり、これほどまでにすさまじいものかと驚かされます。像の脇には「解き縄入れ」の箱もあり、願いがかなえば縄を解くという風習が、今も受け継がれている様子を見ることができます。

年に一度、大晦日には縄解き供養が行われるそうですが、この寺で大晦日と元旦に行われるもうひとつの行事が、「結びだるま市」です。「願いを結ぶ」とされる縁起物のだるまで、しばられ地蔵に因み、腹に縄を巻いた独特のだるまが境内に並べられます。

南蔵院裏手からさらに北へ少し歩くと、すぐに水元公園に出ます。公園の中心は小合溜と呼ばれるかつての灌漑用水の水源池で、その原形は氾濫を繰り返した古利根川の流路のひとつといわれます。水元の地名はこの池の通称として生じたもので、現在もその名にふさわしい悠然とした水郷風景が広がっています。

公園と住宅地を仕切っている土手状の道路は、江戸期に築かれた堤防の跡で、利根川の氾濫から江戸の北東部を守る役目を果たしてきました。昭和22年のキャサリン台風で決壊し、桜堤の景観も一時は失われましたが、昭和47年から桜の植樹が行われ、再び美しい桜堤の景観が甦っています。

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最終更新日  2008.12.22 00:01:28
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