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バス停地名学のすすめ

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2009.08.12
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カテゴリ:台東区
バス停データ
◆所在地:台東区 ◆路線:都営バス[上46]系統他

みなさん、こんにちは。

品川駅前から第一京浜、そして中央通りを北上してきた都電1系統は、上野公園を左に見ながら国鉄(いうまでもなく現在のJR)のガードをくぐると、間もなく終点の上野駅前に到着しました。品川駅前もそうでしたが、国鉄の駅に設けられた都電の停留所は「○○駅前」と称されることが通例で、バス代替後に「○○駅西口」「○○駅東口」といった表現に変わる例が多い中、上野は現在も「上野駅前」のまま、都電時代の停留所名が都営バスに引き継がれています。

1系統はここで折り返しましたが、上野駅前には他に、須田町から押上方面の福神橋までを結んだ24系統と、同じく須田町から向島方面の寺島2丁目を結んだ30系統が、現在の地下鉄銀座線同様、中央通りから浅草通りへと東西に走り抜け、南北の昭和通りを水天宮から千住4丁目まで結んだ21系統と交差していました。

上野駅前の景観は、昭和44年開通の首都高速道路1号線と、駅前広場を屋根のように覆う大きな歩道橋の設置により、大きく様変わりしたといえるでしょう。バス停のある地上部は日蔭ばかりで、ひどく閉鎖的な雰囲気になってしまいましたが、一時期建替えの話題で揺れていた昭和7年築の駅舎だけは健在で、「郷愁」などという言葉も似合わなくなった今の時代に、往年の東京の北の玄関口という風格を保持し続け、私のような散歩者には安心感に似た心地よさを与えてくれています。

(次回へつづく)

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最終更新日  2009.08.13 01:07:49
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