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カテゴリ:プレスリリース
毎日新聞の記事に「全隊員1割にPTSD、うつ 防衛省調査」があります。(http://mainichi.jp/articles/20170311/k00/00e/040/284000c)
データをみると全自衛隊員のうつ傾向は海外派遣・国内災害派遣経験者に比べて多い数字になっています。 例えば2015年度では回答数19.3万に対してうつ傾向があるとアンケートに答えた人は1.3684万人(7.1%)、海外派遣・国内災害派遣経験者は回答数7万3755に対して3820人(5.2%)となっています。 これは海外派遣・国内災害派遣を行っていない人は12万人に対して1万人(8.3%)となります。海外派遣・国内災害派遣を命じられる人はもともとメンタルが強い人が派遣されると考えると、この数字も納得できます。 軍隊の精神的ケアに詳しい福浦厚子・滋賀大教授(文化人類学)は「自衛隊は心身の強さに最大の価値を置く特殊な世界。心の悩みを隠さず書くことで不利益を心配する隊員もいるだろう。ケア充実には本当のことを話せる仕組みが必要だ」と発言されていると記事には記載されていますが、防衛白書にもメンタルヘルスの重要性は記載されていますし、その仕組みも(完全とは言えませんが)記載されています。この記事を書いた町田徳丈記者はそれぐらいは調べていると思いますが、一方の意見を代表する専門家の意見(しかも聞き取りだけで、それに基づく専門家の文献を読んだこともないでしょう、で結論めいた印象の文章で終わると専門家の意見に従って、決断したどこかの知事を批判できないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月12日 14時59分20秒
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