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アラ還の独り言

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2017年08月30日
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カテゴリ:プレスリリース
読売新聞の東海村が行った子供の甲状腺検査の結果の記事を引用します。
 検査は2016年7~12月に18回に分けて実施。対象は6~19歳の約5800人で、うち希望者約3100人が受けた。


 結果は「異常なし」が45%で、「経過観察」が54・1%。5・1ミリ以上のしこりや20・1ミリ以上の嚢胞が見つかり「要精密検査」とされたのは0・9%にあたる28人で、全員が専門医療機関で精密検査を受けたが、がんなどの重大な疾患は見つからなかった。
読売新聞の見出しは「東海村の子どもに甲状腺の重篤疾患なし」
でもこの内容ならば
「東海村の子供甲状腺検査 異常なしは45%」
「東海村の子供甲状腺検査 しこりや嚢胞が25人にみつかる」
「東海村の子供甲状腺検査 経過観察必要な子供は半数以上」
でもウソを言っているわけではありません。

 経過観察と判定された人は1年に1回は検査が必要とされています。この中から将来甲状腺機能低下症や甲状腺癌が見つかる可能性が「異常なし」よりも高いということなので、少なくとも経過観察及び要精密検査と判定された人は毎年検診を行うべきだと思います。
 読売新聞の記事は見出しだけを読む人に対しては今後は検査が必要ないという間違った印象を与えると思います。

 解説記事などをつけて、一般的な子供の甲状腺検査との比較や「経過観察」の意味を記載すべきであり要精密検査の28人にがんなどの重大な疾患は見つからなかったが、今後発症する可能性は否定できないので、検査を続けていくべきだと述べて欲しいと感じました。





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最終更新日  2017年08月30日 08時17分37秒
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