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テーマ:老化に関するニュース(32)
カテゴリ:プレスリリース
「Genetic variation in glia–neuron signalling modulates ageing rate」Nature 551, 198–203 (09 November 2017)でば老化速度を調節する因子を発見したと報告しています。(ただし、回虫ですが) rgba-1(regulatory-gene-for-behavioural-ageing-1:新発見のペプチドをコーディングする遺伝子)と神経ペプチド受容体遺伝子npr-28がその正体です。 また、Glia由来のRGBA-1は、セロトニン作動性およびドーパミン作動性ニューロンで行動の悪化を促進するNPR-28シグナル伝達を活性化する。 NPR-28の一塩基多型が(回虫の)老化に対する個体差の原因であるとのことです セロトニンやドーパミンの量を増やす薬剤としては抗うつ薬や抗総合失調薬(最近、抗総合失調症薬の中に、大うつ病や双極性障害に対する効能・効果をもつ薬剤がでてきたので、こういった分類は意味がないのかもしれません。) 個体差に関しては一塩基多型が原因になっているかもしれませんが、老化に関してはすべての人にやがてやってくるものです。 皮膚に関してこのあたりの仕組みがどうなっているのかが分かれば成分補給による皮膚の老化に対する化粧品の考え方が変わるかもしれません。 あとは、向精神薬を飲んでいる人は、この一塩基多型はどうなっているのでしょうか。また、服薬して胃脾とは老けないあるいは老けるなどという疫学調査をどこかの会社が行わないかな? アメリカでは抗うつ剤をのむ幼年期から青年期の人が増えています。そのあたりにも長期投与による影響はどうなんでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月12日 16時28分07秒
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