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映画ドラマ・千一夜

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November 8, 2007
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カテゴリ:ミュージカル
総合点:83 お勧め度:★★★★ 
(シナリオ・セリフ)=8.2 (映像、画の出来)=8.4 (展開・発展性)=8.4 (音楽)=9 (物語の完結性、完備かどうか)=8.4

●1971年度 アメリカ映画 監督:ノーマン・ジュイソン 製作:ノーマン・ジュイソン 脚本:ジョセフ・スタイン 撮影:オズワルド・モリス 音楽監督:ジョン・ウィリアムス 作曲:ジェリー・ボック 作詞:シェルドン・ハーニック 音楽演奏:アレクサンダー・カレッジ 出演:トポル(Tevye) ノーマ・クレイン(Golde) ロザリンド・ハリス(Tzeitel) ミシェル・マーシュ(Hodel) ニーバ・スモール(Chava) エレイン・エドワーズ(Shprintze) キャンディス・ボンスタイン(Bielke) モリー・ピコン(Yente) レオナルド・フレイ(Motel) マイケル・グレイザー(Perchik) ポール・マン(Lazar Wolf) レイモンド・ラヴロック(Fyedka)
●ウクライナの貧しい村・アナテフカに住む牛乳屋・テビエは、貧しくも信仰深く、少々口やかましい妻ゴールデや愛らしい5人の娘、ツァイテル、ホーデル、ハーバ、シュプリンシェ、ビルケと共に暖かい家庭を築き暮らしていた。村には小さいながら市場があり、肉屋や鍛冶屋、仕立屋、宿屋などが並んでいる。そしてバイオリン弾きが人々のために音楽を奏でる。
 安息日の準備に忙しい日のこと、イェンテ婆さんが長女ツァイテルに結婚話を持ってくる。相手は肉屋のラザール。ゴールデは喜ぶが、ツァイテルには仕立屋のモーテルという恋人がいた。一方、テビエは仕事の帰り道、金持ちだったらと思い、その願いを歌う。途中、キエフから来たという、貧しいが革命を夢見る学生パーチックと意気投合し、家に連れてくる。
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●もともとはブロードウェイのミュージカル公演向きに作られたストーリで、登場人物が沢山あります。曲も多く、ブロードウェイではロングラン記録を樹立し、非常に有名なミュージカルで、本編はそれを元に映画化された作品です。
 ウクライナの貧しい村が舞台ですが、素朴に暮らす人々の所にも革命の嵐が遣ってきて、生活不安に陥れます。けれど、そういう状況の中でも娘たちは恋をし、各自が新しい人生を見つけて勇気いっぱい踏み出して行きます。家長たるテビエはそれをじっと見守り、誇り高く、妻を愛し、嫁いで行く娘たちを愛し励まして送り出します。
●日本でもずっと長いこと舞台で公演されている演目ですが、舞台では賑やかに踊りがあったり実地に肉声で歌が歌われたりするので大層見栄えがし、聞き栄えがするのですが、映画では今ひとつオムニバス的な印象になってしまい、スケールが小さく感じられます。その辺は仕方ないところかとは思いますが、舞台向けの設定のストーリーは、やはり舞台で見たほうが良いと思います! ・・・ユーゴーのレ・ミゼラブルもそうですが。
●ということで、有名作品ではあるのですが、僕の印象は今一でした。曲も覚えたのはかの有名な「SUNRISE SUNSET」だけ。どうも僕は昔からオムニバス的な描き方は苦手です。登場人物が多い場合、どうしても頭の中が物語に集中できずに散漫になってしまう・・・。
 ということで、せっかく観るなら舞台はいかがでしょうか?
 





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Last updated  November 8, 2007 06:07:55 AM
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