◆日本の製造業?コモデティ化に追いつかず?
●確かにそうだね!半導体・TVなど製品が汎用化・コモでティ化するにつれて、一般に競争力を持つのは、大幅コスト削減が可能な企業だよね。●あるいは、ここ重要なのだが、何でも高品質なら売れるのだという、誤った確信に左右されず、リーズナブルな価格で最先端ではないが、そこそこの機能を抑えて、消費者に提供したメーカー(例えばサムスンなど)が勝利したわけだ。マーケティングが 劣ったのがこの数年の日本の失敗だが、さりとてそう心配には当たらないのではないか? ●確かに今現在、それ(コモデティ化)が、マーケティングに長けた企業などに効果を与えてることに異論はないが、果たしてそれが未来永劫続くとは限らない。これ順番なんだね。主役が時代とともに代わっていくに過ぎない。 ●技術優先は、ある分野で負けても、すぐに他の分野で巻き代えす可能性が常にあるわけだ。いわば代わりに繰り出す鉄砲の玉がストックされてる・・・のはいつでも必要だろう。リスクの管理は、常に多様性の確保が重要で、何か上手くいかないときには、その中か代わりの予備軍を引っ張り出せばよい。言われるほど、日本企業が低迷するわけでもないはずだ。●確かに技術偏重は 韓国企業などに足元をさらわれたが、素材産業などを見ても、日本企業の強さは変わらない、むしろさらに優位性が増してるのではないか? ●ウォーレンバフェット氏は 名だたる米国の投資家だが、その投資スタンス・対象は必ずしも最先端産業ではない。それよりはむしろ、長年にわたり、汎用技術で競争力を持つローテク企業が投資対象だ。●いぶし銀のような日本企業が今後も市場では生き残るはずで、そんな企業は日本のなかにいくつでもある。 あまり 報道に左右されないことが 必要かも知れないね?