◆日本の医療費・40兆円へ
●厚労省は2013年の概算医療費が、前年比2.2%増の39兆3千億円になったと発表した。介護費も含めると、対GDP比で10.3%と初めて1割を越し、先進国平均を上まわった。 ・・が総額は、意外だが人口の割に各国に比べて多いとも言えない。 米国が17% フランスが12%、 ドイツが11.7%位で、高齢化の割に予防医療が効果を上げてる感じはするよね?但しこれからはどうなるかわからない。 ●高齢社会だから当たり前と言えば、当たり前なのだが・・・ 75歳以上・所謂、後期高齢者と物議をかもした層の、一人あたり医療費が92万7千円、74歳以下の4,5倍も医療費がかかる。 ●13年の1560万人が、10年前の1,5倍に増えてるので無理もない話だ。今後団塊世代が75歳以上になる、25年には、同人口は2179万人になる予定だ。 ●医療費がGDPの成長より 大きく増えれば国家的危機になる。医療費の増加は、技術が高度化してることも一因だ。抗がん剤や新型医療機器の開発 手術の先進化などが、必要ではあるのだが・・・ ●消費増税も、そのまま医療費に当てられるわけでもなく、後発医薬品の普及や、混合診療を多く認めて、高額医療を保険適用対象から外すなどの対策が必要だとか。 ●また西日本が東日本より、多いという一人あたり医療費の解消も必要とのこと・これなんなのでしょうかね? ちなみに 日本全体では、一日あたり医療費の単価は 1万5213円となるそうだ。