テーマ:食べ物あれこれ(49637)
カテゴリ:パティシエのお菓子
デフェールの『花火スイーツ』は、かなり意表をつくユニークなアントルメ。
6月に、その安食雄二シェフが作るデザートを目の前で眺められるエキサイティングな催しに参加しました。 書きそびれていましたので、今頃ですがご紹介しますね。 6月6~17日に、渋谷東急東横店地下一階の東急フードショー(デパ地下です)の一角で、「デセール・ドゥ・ラ・プライム2007」と題し、人気パティシエ5名が交代で目の前でデザートを作ってくれるという夢のような限定イベントが行われました。 デパ地下の一角 クレープの裏返しに奮闘する安食シェフ 席は6席のみ 二日間限定で、シェフが目の前で作って下さいます。 にこやかに色々と説明をして下さるシェフに、どんどん質問ができます♪ これが、かなり恐るべき企画で…。 何が“恐るべき”かといいますと、チラシやパネルには [第1部]11~14時、[第2部]15~20時(オーダーストップはともに30分前) と書いてあります。 しかし、提供されるデザートの数は(シェフによりますが)各日25~70点×3,4品。 私が行った安食シェフの日は、ガレット1品、クレープ3品。各々50点限り。 単純に考えて、4×50=200食、午前・午後100人ずつ食べられる? と思うと大間違い。 私も含め朝から並ぶ人々は、一人が何品も食べるのですよー。 恐ろしいでしょう~ ガレットを焼き、卵を割って白身だけを広げます 10時の開店前から並ばれた人もいるようですが、私は10:30すぎに到着。 待ち合わせしていたので席取りはできないため、彼女が現われた11:10に最後尾に並び直し、なんとか午前の最後に滑り込みました。 11時オープン。並ぶ人々のオーダーをとり、11:20に完売! その直後に来た人には、15時からの整理券が渡されることに。 (その間、どうやってつぶすのでしょうね~。その後も、ぞろぞろと人がやってきては残念そうに帰っていきました) これは難しい企画ですね。シェフの手さばきを大勢の人に見てもらいたいと思うと広いステージが必要。それだと「目の前でサーブしてもらえる」醍醐味は失われてしまいますし。 すごく宣伝され、開店前から大行列ができても困ります。 今くらいの規模でこっそり行われると、ファンはストレスを感じることなくシェフのデザートを堪能できる…? 毎日通う「濃い」スイーツ好きの人も多いようですので、これ以上競争が激しくなっても困るし…。 宣伝したいような、隠しておきたいような催しでした。(来年はどうなる~!) 卵の上にはスイスのグリュイエールチーズとアッペンツェラー(Appenzeller)の黒ラベル、ジャンボン(jambon・仏語でハム)、トマトとゲランドの塩も。 右はナツメグをガリガリとすりおろす道具 シェフが一つ一つ丁寧にガレットやクレープを作り、お客さんが1~4品を食べきって入れ替わる迄、そこで約2時間。椅子に座って待ちます。 おしゃべりしたり、向かい側のタコ焼き屋さんを眺めたり、本を読んだりしてひたすら席が空くのを待ちました。(デパ地下でこんなに並んだのは初めて~) ようやく中に入れて、安食シェフが正面に。 オーダーは、2人でもちろん4種類全部♪です。 まずはガレットから。 ちょうどお腹もすいてきたので、お昼のいいタイミングでいただきました。 そば粉のガレットではなく、小麦粉を使い、バリッと強めに焼き上げます。 折りたたんでパセリと塩をふって ガレットのできあがり カットすると、中から半熟の卵黄がとろ~り ハム、チーズとあわさると、最高の組み合わせ シンプルな取り合わせなのに、何故、こんなにおいしいの~? しっかり焼きこんだ粉の味が印象的でした。 昼食にぴったり♪ 安食シェフが、「ガレットには絶対シードルがあうんですよ 」と熱く勧めて下さったのですが、残念ながらアルコールに弱いので、断念。こういう時に、お酒が飲めないって損だなー、と思います。 ガレット(galette) 私がハンドルネームに使っているこのガレットは、フランス語で「円くて平たいパンケーキ」などのお菓子のことをさします。 1月6日に食べられるガレット・デ・ロワや良質の塩がとれることで有名なブルターニュ地方の有塩バターを使ったガレット・ブルトンヌをはじめ、そば粉のガレット、じゃがいものガレットなど色々なガレットが親しまれています。 ↓ 黒ラベルではありませんが… アッペンツェラー(銀ラベル) アッペンツェラー(金ラベル) 「アルプスの少女ハイジ」の故郷に近いスイス・アッペンツェラー州原産のハードチーズ。ラベルには州の紋章“歩く熊”が描かれている。 熟成期間によってラベルの色が変わる。 3~4ヶ月(銀ラベル)、4~5ヶ月(金ラベル)、6ヶ月以上(黒ラベル) グリュイエール ↑スイスの修道院発祥のチーズ。グリュイエール村で作られている。香りがよく、強いコクと深みがあり、エメンタールチーズと並び、スイスを代表するチーズ。 チーズフォンデュー、キッシュ、オニオングラタンスープなどに使われる。 ガレット、美味しそう!と思う方は ↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ いつもクリック、ありがとうございます! 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 次は安食シェフのデザートのクレープ3品に続きます♪ Q.ガレットとクレープの違いは? ← まとめました デフェール (DEFFERT) 横浜市青葉区美しが丘1-5-3 045-901-3911 営業時間 10:00~20:00 定休日 : 水曜日 東急田園都市線 たまプラーザ駅 徒歩1分 デフェールのおしゃれな焼き小菓子 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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