テーマ:スイーツ★スイーツ(13052)
カテゴリ:パティシエのお菓子
3. ホワイトチョコのケーキ、薔薇のケーキに続いて7個のケーキを食べ続ける友人と私ですが、3つ目は『ラクテ・キャラメル』。
レ・アントルメ国立のえび澤信次シェフのプチガトーです。 【※ えび澤シェフの「えび」は「魚」+「分」ですが、pcの機種依存種の関係で字が出ません。やむなくひらがなにしています。お許しを。】 キャラメル好きの私としては、これは嬉しい♪ まず、半割りにした時の手ごたえが“軽い”。期待が膨らみます。 食べた時の第一印象は、「とろけるミルクキャラメル~!ぷるん」 本当に口当たりがよく、濃厚すぎないミルクチョコレートのムースと外側のキャラメル味のグラサージュ、そして中に入ったプラリネの味があいまって、おいしい、おいしい、おいしいー 甘くなりすぎないようにぐっと味をひきしめているのが、上に絞られたコーヒー味のバタークリーム。 エチケットに隠れて全体像からは見えません。 少量ですが、この苦味がきいたバタークリームがまた美味しい。 トラブリ(コーヒーエキス)を使われているのかな、と想像します。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 4. そして次は、大御所なのに若い女性スタッフに混ざってケーキ売り場のショーケースの後ろに立たれ、お客さんの注文でケーキをお皿にのせ、渡してくださるお仕事をされていたパティスリー・ドゥ・シェフ・フジウの藤生義治シェフのスペシャリテ。 なんとご自分のお名前をつけた『フジウ』の登場です。 直前に食べた『ラクテ・キャラメル』を最高!と思いましたが、この『フジウ』も口にした瞬間、最高!と思い、あれも最高、これも最高で幸せのアルファ波がどんどん出てくる気分です。 これは、まずカットした瞬間からナイフにむかって崩れ落ちてくる柔らかさ。 断面図が美しくないのはそのせいです。倒れてきます。 カット前の状態は、よく崩れずに形を保っている!と驚くほど。 ここまでギリギリの柔らかさということは、このお菓子のどこにもゼラチンを全く使わず、チョコレートの力だけで固まっている繊細さを感じます。 上にこんもりとのっているピストレされた丸いかたまりは何?と思うと、これも実に滑らかなミルクチョコレートのクレーム。 中にはグリオットチェリーが隠れています。チョコとグリオットチェリーって、よくあいますね~。 中にはもう一つ、キャラメリゼされたピスタチオが入っていて、カリカリッとした食感が、この滑らかなクレームショコラにインパクトを与えます。 前にも書きましたが、去年まででしたら、こういう時にはミルクチョコレートをからめたロイヤルティーヌを使うのが大流行でした。 今年はそれは一つの手段として残り、他の素材も増えてきた気がします。 ピスタチオ 後でフジウシェフに、何故ピスタチオをお使いになったのですか、とお聞きしましたら、「食感と彩り」とお答えくださいました。 もう、本当に、滑らかな食感の中にカリカリッとするアクセントがあって、ものすごく美味しかったです とお伝えすると、控えめながら嬉しそう~な、こぼれる笑顔を見せて下さいました。 美味しさの感動を直接お伝えすることができて、よかったです。 フジウシェフは、本当に人気のあるシェフで、会場でお見かけした時には、パティシエ仲間や(専門学校の?)生徒さんたちに行く先々で取り囲まれていました。シェフもとても気さくに応対されていて、目にしたこちらまで楽しい気分になるような光景でした。 フランボワゼットとドームキャフェショコラ へ続きます あれも食べたい、これも食べたい!と思われたら ↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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