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なんか、硬いタイトルだけど。
私は、水商売をもうかれこれ15年以上やっている。何度か足を洗ったこともあるけど、結局ここに戻ってくる。 自分で言うのもなんだけど、私は割と裕福に、自由に、両親の愛情もいっぱいもらって育ったから、はっきり言って素直で、人を疑うことなんか知らなかった。だから、いっぱい男に騙された。 水商売の女性って、‘そういう女‘つまり‘やらせてナンボ‘みたいな、すぐ寝る類の女だと思われてる上に、こんな騙しやすい女はいないってほど単純な私だったから、そういう男性がいっぱい集まってきたんだと思う。 騙されて泣く度に友達が言う。「なんでマタあんな男と付き合ったのよ。」私「今度だけは本当だと思ったんだもの。」「あんた、いったい何回‘今度だけ‘って言ってんのよ!」ってこんな感じ。 ちょっと、タイトルからそれたけど、という訳で私は多分男性が好きではない。職業柄男嫌いなんて言ってられないけど、お客さんは好き。人間として好き。でも、人間として好きではない人が、最近増えてきているように思う。それが、義理とか人情とかに欠けている人。お願いばっかりしといて、人のお願いは聞かない。困った時助けてもらったのに、後は知らんぷり。有言不実行。人間として一番根本的な、私たち日本人が小さい頃から習う基本的な‘約束は守る‘これさえ出来ない人間。それが多いのが、昔私を騙した男たち、今で言う48歳以下、現在の日本の経済の中核を担っている男たちだと思う。勿論全員ではない。でも多いと思う。勿論、良い人も多いし、そういう人達も沢山見てきた。今の日本の若者のこと?(いくつまでを、若者と呼ぶのかな?)も、日本に居ないから分からない。 でも今でも私は、そういう年の頃の男性には首をひねりたくなるような事が多い。 時々、そういう‘義理人情に欠けた人‘たちに、にこにこと愛想使ってお金いただくことへの嫌悪感を感じる。基本的には、そんなことまでしてお金いただきたくないので、嫌なタイプのお客様にはお帰りいただくことにしている。だから当店のお客様には、そういうのは居ない。だからうちのお店はいつも暇なのかも。でも、やっぱり嫌なものは嫌。私は自分の好きなものだけ並べて生きていきたいから、自分の嫌いなことはしたくないから、だから一人でマレーシアに来て、好きなものに囲まれる為の努力をいっぱいしたのだから。もう誰にも騙されたくない。 これからも私は、人の恩には報い、弱きを助け、人の喜びも痛みも分かってあげられる、そんな人間で居たい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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