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カテゴリ:仕事関係
仕事始め2日目。一般のお客様の来場があり2日間案内後、購入する物件が決まった。幸先は良い?ような感じであるが、そんな簡単に進まないのが常。
当然の事だが住宅を考えているお客様の95%以上は、住宅ローンを使用する。現在さまざまな住宅ローンの商品が各金融機関より出ているが、 銀行独自で試算する”返済比率”以内に借り入れ金額が入らなければ、減額となるわけだ。今回のお客さん、この返済比率をクリアできるか否かが問題。 いつもの事だが、なかなかすんなりとはいかないのだ。減額ならまだしも、ローン不可!なあんて結果が出てきてしまう事もしばしば・・・ お客さんが5年以内にうっかりしてカードなどで使った物の引き落としが故意(悪質)で3回以上出来なかった時や、過去に踏み倒し・破産宣告等金融機関に対していわば”ブラック”になってしまっている人がいる。 こういう人はまず難しい。また、私が営業時代にあったのは、契約前にローン審査した時の事。 ヒアリングでお客さん(ご夫婦)に、”現在カードローン、自動車ローン、その他借り入れ等ありませんか?”の問いに 声をそろえて”ありません!”という返答だったので、ローン審査にすすんだのだが・・・約1週間後、いつも私を担当してくれている金融機関の担当者より連絡があり、 ”あの~実は・・”と言った瞬間に私は”出たの?”と聞く。”すると担当者”そうなんですよ”との返答。 つまり何か借り入れをしている事が判明。個人情報なのでそれ以上は絶対教えてもらえない。いくら借り入れをしているのか、それとも何かを買ったのかなどは全く分からないのだ。 これはお客さん本人に確認しなくてはならない事。しかし・・・連絡の取り方にしばし悩む。それは、ご主人さんか、奥さんのいずれかが借りている事が想定されるからだ。 ご夫婦が”うっかり忘れている”ような事なら良いのだが、そうでない場合!修羅場と化す事を私は何度も経験している。 という事で、別々にそれとなく且つ、私に話しやすいように話をしなくてはならない。つまりカミングアウトしてもらうわけだ。 聞き方には非常に注意が必要。借り入れをしているのが奥さんの場合、先にご主人に電話連絡するれば、”審査でなんかあったんですか?”という事になるし、 逆に場合もそういう事になる。こういう時が非常に辛い!しかし待っていても先に進まない。結局あの手この手で接客するのである。 まあ、今は夫婦の間でも秘密事が当たり前のようになってきている。念のため言っておきますが、私は秘密ないです!(笑) と、言うとまたアモイに渡航した際に色々な人に詰められそうなので、この話はこの辺にしておきます。 色々ありますが、今回のこのお客さんを頑張って契約まで進められたら幸先が良いのだが・・と思いつつ、複雑な実務上の事をちょっと紹介したひろしでした。 みなさんも、住宅を購入する時は身辺整理しておきましょう♪ (笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月07日 11時42分16秒
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