673988 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

自分で出来るエコ(燃費改善・向上・節約など)

空気抵抗の燃費への影響


窓を開ける空気抵抗による差で、燃費はどのように変わるか?


 

(燃費改善・向上術 その5)

愛読書のベストカー2008.7.26号(三推社・講談社)によりますと、エリシオンプレステージを使い、窓の開閉による燃費テストを行ってます。

時速100kmで10km走行した結果が以下です。


走行距離 約250Km
高速での速度は、100Km/h

状態 燃費
窓全閉時 15.3km/L
窓全開時 12.5km/L
前席両側開放 12.8km/L
前右+後左開放 12.7km/L
前席右のみ 13.7km/L

  
窓を開けての走行はやはり燃費に良くない事が、一目瞭然ですね

走行すると、空気つまり向かい風が、前へ前へと進む車に対してかなり大きな抵抗となっています。空力抵抗を考えてメーカーは車を設計し販売してます。

 一般的にスピードが上がれば上がるほど空気抵抗は増していきます。
今回の実験では高速走行しか検証してませんが、市街地での走行の方が空気抵抗による燃費悪化は少なくなると予想はできます。


高速道路で100Km/h巡航をするトラックの直後をピッタリと走り、
スリップストリーム走行を行うとどうなるか?


結論から言いますと、空気抵抗軽減に効果はあるそうです。車のレースではよく使われているテクニックですね。

国沢光宏氏によると、車間距離保持の違反するから
オススメはしないけど、かなり効果はでる。テストコースなんかで実施した場合は100Km/hだと、だいたい10%~15%ぐらい燃費向上が期待できるそうです。

スリップストリーム走行をするには、かなり前車に接近しないと効果はないそうです。
一般道や高速道路でやる場合は、命がけの走行になります。

前車により、前方が見えにくく、ちょっとした前者のブレーキやエンブレ(ブレーキランプは点灯しない)による減速などにも即座に対応しないと玉突き事故にもなる可能性があり、事故を起した場合に他人まで事故に巻き込みますので管理人も
オススメできませんね。




上記の結果から、どうように走行したらいいか?

 

はっきり言って走行状態によって変わってくると思います 
基本は、空気抵抗は少しでも少なくですね。

窓を開けず、スキーキャリアなどのキャリアを屋根に積まない事が、最も空気抵抗の少ない状態ではないでしょうか。

ドレスアップでエアロをつけている方も多いと思いますが、見栄えはかっこいいけど空気抵抗を増大させるエアロならエアロの重量も加わり、燃費はさらに悪くなります。




ここで問題になってきますのが、エアコンで消費する燃料と空気抵抗が増加することによって悪化する燃費と、比べてみてどちらがお得なのかということですね。



一般的に、エアコンを使うよりも窓を開けて走行した方が、燃費は良いと言われてます。
エアコン、窓開け走行にもそれぞれメリット、デメリットがあるので、時と場合にあわせて選択するということが前提です。



もう少し噛み砕いて説明していきます。

エアコンONしますと、車の状況(停車や走行)に関係なく、エアコンは作動します。
そしてエンジンの回転数が少し上がりますので燃料消費もUPしていきます。 

エアコンが作動中は、エンジンの回転数が少し上がりっぱなしです。
信号待ちなどのアイドリング中や市街地走行、高速道路での走行、山などの上り坂でも下り坂でも関係なく、元々のエンジン回転数に少しプラスされているのです。


では窓を開けることによる燃費や快適さへの影響はどうでしょうか?


信号待ちなどのアイドリング中ならば窓を全開にしても空気抵抗の影響で燃費が悪化する事はないですよね。走行してませんからね(笑)

低速走行中も空気抵抗があまり大きくないので燃費への影響は少ないです。
速度が速くなればなるほど、空気抵抗の影響で燃費が悪化してしていきます。

逆に快適さは、信号待ちなどのアイドリング中は風が通らずに車内が暑く、
速度が上がれば風が徐々に車内に通り涼しくなっていきますよね。

要するに、エアコンが作動中は常に燃費を悪化させ続けるのに比べて、窓を開けての走行による燃費の悪化や快適さの度合いは、走るスピードにより変化するという事です。




エアコンの影響と今回の結果に基づき、管理人が快適さを
あまり失わずにエコドライブしたらいいか主観的ですが考察します。



 

1 市街地走行(STOP GOが多い)は窓を開けて走行する方が良い 

2 高速走行ではエアコンを使用(もしくは送風のみ)し窓を閉めての走行が良い

3 信号待ちなどのアイドリング中は、窓を開けても風が全く通らず暑い場合はエアコンを使用し、信号などで止まった後の発進、加速時にエアコンスイッチをOFFにして車が安定した速度に入ってから再度エアコンをONにする

4 エアコンを使用する場合は内気循環にする

5 窓を開ける場合は、開ける面積を少なくする(窓の開閉による燃費テストの結果より)

あくまで、管理人の主観的考察ですので、皆さんも基本をしっかり守り、走行状態や天候に応じてエアコンや窓をコントロールすれば、燃費の改善、向上につながると思います。



関連記事                    トップページへ
人気のエコタイヤに関して
人気のエコタイヤはお買い得か?へ

各種メーカーのエコタイヤ性能(転がり抵抗・適応サイズ等)・価格比較へ
レビューや車雑誌の評価をふまえた燃費改善・向上グッズ ランキング
(価格・レビュー・用途別評価)
燃費改善・向上グッズ ランキング(車雑誌の検証結果+管理人の調査)へ
燃費改善・向上術 燃費改善・向上・エコグッズの検証結果
軽量化の効果

タイヤの空気圧の効果

ガソリンカードの効果

エアコンを上手に使用する効果

窓を開ける空気抵抗の影響

アイドリングストップの効果

エンジンオイル交換で燃費向上・改善

信号待ちでの正しいポジション?

燃圧の調整で燃費改善・向上

クルーズコントロールで燃費改善・向上

エアクリーナーの詰まりは、燃費を悪化させるか?

ATのMTモードを積極的に活用すれば燃費は?

スロットルペダルのチューニングは、燃費に影響するか?
基本の考え方

ホットイナズマ ECO

LOOP エンジンリカバリー
 
イナズマHG   評判がいい 

ダイノ・タブ 

MOS ニトロフィーリング 

モリドライブ・パワーミルク 

フューエルバンクEVO 2   効果抜群 

リッツパワーシフトMS-001 

燃良太郎 

カーテン 

テクトム 燃費マネージャー  評判がいい  

R-VIT DS

インテリジェントインフォメーター ECO(エコ)

PIVOT ピボット 3-DRIVE スロットルコントローラー  効果抜群 





© Rakuten Group, Inc.