カテゴリ:ゲイトソリューションデザイン
前日に電話予約を入れて、直してもらったのに不具合だとって伝えていたせいか、 約束の時間に初対面の男性装具士が出てきました 彼は私の話を聞きながら、手に力を入れ、装具のねじれを直していましたが、 意外にも、「(ふくらはぎの)幅を広げすぎた為に足の遊びが出たのでしょう。」と言いました。 つまり、私の筋力不足で安定しないとの言い分です。 前回の装具士が適当に引っ張ったせいで形がねじれたことは決して認めませんでした。
前回この装具のおかげで足を引きずるように帰ったことを言っても、同僚をかばう保身の姿勢を崩さず、 しまいには「それなら、どう直しますか」と直し方を指示しろと言う有様。
それで、広げたふくらはぎ部分は戻し、くるぶし部分だけ広げてもらうことにしました。 この前のお嬢さん技士が「その方が難しい」と言っていたやり方なので、 それで更にぐちゃぐちゃになったら新しく作り変えようという覚悟もしていました。
前回の技士は、あの高さの違う靴を入院中に納入して行った時同様、 装具のフィット感を歩かせて確認するという大事な気配りに欠けていて それがこの会社の当たり前な態度だと思ったらぞっとします。 私のように抗議する人は患者にはほとんどいないんだから。
でも今回、こののらくらした人に抗議して一体何になるの?と思いつつも、 私の口は止まらず、 今回はちょっと手直しして歩いて感想を確認して、また手直しして歩いて、と フィードバックして作業が進んで行きました。
結果、彼は同僚の不始末を潔く認める心意気には欠けていましたが、 装具のひねりと幅を戻す実力は備わって、 最初試し歩いた時には、足底の蹴る力が復活して足が上がり、 その後くるぶし部分を広げてレッグウォーマーを付けて歩くと足が重くなるのも 少し膝を曲げたままで歩くような姿勢に近くなるからと説明してくれました。
この日記を書くの、疲れた。 振り返ってみると、 たぶん、このセッションは私が具体的に歩いて見せて、 ようやく彼のスイッチが入ったのではないかと。 その前に説明した部分はほとんど理解されていなかったのだと思われる。 あの態度は空語の代わりか?それはまた残酷な!!
ところで私が彼の説明を即座に理解できたのは 装具屋に行く前日に こちら様で予習していたからです。
こうやって勉強しないと身を守れないのは非常に辛いことです。 まぁ長年の病人としてのキャリアがあるので、ちょっとやそっとじゃ負けませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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