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2012年04月21日
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カテゴリ:城(中国)
備中松山城岡山県高梁市内山下
(住所をクリックするとMapfanにリンクします)

※「吉備路編(3)」からの続きです。


松山城へのアクセスはいくつかある。
早めに切り上げたいとは言っても、どうせ山内ではまったりしちゃうんだろうから、
時間短縮のために行きはタクシーを使った。

バスでもタクシーでもマイカーでも、
車で上がれるのは8合目にある「ふいご峠」まで。

ここからは自分の足で歩く。


駐車場に立つ看板には、臥牛山の全体図が載っている。

      備中松山城解説

 【鞴(ふいご)峠 (現在地 標高290メートル)

  臥牛(がぎゅう)山
  古くは「松山」呼ばれていたが、江戸時代に入り、牛が伏せた姿に似ていることから
  「臥牛山」と呼ばれている。北から大松山・天神の丸・小松山・前山の4つの
  峰からなり、東北の一部が連なるほかは、そそり立つ断崖を擁した天然の要害。

  明治維新後、ただちに国有林に編入されたため、ほとんどが自然林として残り、
  多種多様な植物相を呈している。岡山県の中部高等植物は、全部で133科927種類が
  確認されている。

  動物も豊かな餌植物により多種多様なものが混在し、古くからニホンザルの生育が
  知られる。古い記録には猿谷(ましらや)の地名も残り、概ね全山が
  「臥牛山のサル生息地」として天然記念物生息地の指定を受けている。
  昆虫類も豊富で、158科1,695種類が確認されている。(後略)】
  (現地解説板より)

大体、解説板の文章とかは内容が重複しない限り
おおむね全文引用してきたけど、広い臥牛山の中で今回行くのは
ほんの一部だし、結構長文の解説なんかもあったりするので、
松山城シリーズに限っては若干割愛するかと思います。

あらかじめご承知おきください。


で、上の図の中で主要なものについては解説がある。

 【大松山城跡(大松山山頂 標高約470メートル)
  臥牛山の主峰「大松山」山頂。延応2年(1240)有漢郷の地頭 秋葉三郎重信が
  臥牛山のうち、この大松山に砦を築いたのが備中松山城の創始と伝えられる。
  現在も随所にその跡をとどめる。


  天神の丸跡(天神の丸山頂 標高約480メートル)
  臥牛山の支峰「天神の丸」山頂。中世~戦国時代には大松山の出丸として積極的に
  利用されていたことが知られているが、近世になって「天神社」が営まれ、
  信仰の対象となっている。現在もその社殿の跡と手水鉢が残る。

 
  相畑城戸(あいはたきど)跡(標高約440メートル)
  天神の丸から小松山へ続く尾根上にあたる。天正2年~3年(1574~1575)に起こった
  松山合戦(備中兵乱)の古戦場で土塁など残るが、近世になって積極的に利用されて
  おり、近世城郭(小松山城)に関わる堀切や井戸、番所などが築かれた跡が残る。


  小松山城(備中松山城 小松山山頂 標高約430メートル)
  小松山の山頂を中心に築かれた近世城郭。一般に、「備中松山城」と呼ばれるのは、
  この小松山城を指し、天守の現存する山城として随一の高さを誇る。
  城内には天守・二重櫓・土塀の一部が現存しており、昭和16年に国宝(昭和25年
  文化財保護法の制定により重要文化財)指定を受けている。

  平成6年度から、重要文化財を中心に本丸が復元整備され、本丸南御門をはじめ
  東御門、腕木御門、路地門、五の平櫓、六の平櫓、土塀などが史実に基づいて
  復元されている。】

山道へ入る手前には、こんな貼り紙があった。

       備中松山城の被害について

ええ~、大丈夫なの?
と思ったけど、どうやらこれは平成22年の被害の事を言ってたらしい。

岡山を直撃した平成23年9月の台風12号では、二の丸東側の石垣が崩落したとの
発表があった。

とりあえず、今回は小松山までしか行かないので影響はないハズ・・・

ちなみに、この貼り紙の被害については平成24年3月に復旧し、
大松山まで行かれるようになったとのこと。



ちょっと小雨がパラついてきたけど、ここから山道だし
傘もささなくて大丈夫そうだな。

歩き始めるとすぐ、楽しい看板が目に入る。

       備中松山城・登城心得1

左手に見える石段は、下へ続いてる。
うん、帰りはこれを降りてけばいいワケね音符

看板は、その先もちょいちょい出てくる。

       備中松山城・登城心得2

       備中松山城・登城心得3

       備中松山城・登城心得4

ちょっと小姑っぽいのもあるけど、城主様がこう言ってるんだから、
ちゃんと守らないとね(笑)。

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最終更新日  2012年04月21日 17時42分07秒
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