年月の重みとちょっと遅れた初雑煮
十歳になるアマリリス posted by (C)solar08今年もアマリリスが咲きました。赤いアマリリスもありますが、私はこの「清楚」な白が大好きです。微妙な色合いに見とれます。自然って、なんてすばらしいデザイナーなんでしょうね。十年前に友達にもらった鉢植え。土もかえず、肥料もやらないのに、毎年ちゃんと見事な花を咲かせてくれます。アマリリスは夏の間は球根を涼しいところに保管して水もやるな、という説と、ふつうに日に当てて水をやっても大丈夫という説があるようです。これまでは前者の方法だったのですが、こうすると咲くのが三月ごろになっていました。その代わり、ふつうは三つの花のところを、五つもの花が咲いたことがあります。昨年の夏は、鉢を日が当たるベランダに出して、ふつうに水をやっていました。そうしたら、花屋と同じように、一月に咲いてくれました。見回してみると、我が家にある室内植物はどれも年季が入っています。20歳なのに金がならない金のなる木 posted by (C)solar0820年前に長さ4センチぐらいのミニ鉢植えとしてもらった金のなる木?切っても切っても伸びて、切り方が悪いので不恰好です。歯医者の診療室にある同じ植物は白い花が咲くのに、我が家のはいまだに咲きません。やっぱり金には縁がないんですね。18歳ぐらい?のHoya? posted by (C)solar08これも友達から挿し木用に五センチぐらいのつるをもらって、土に挿しておいたもの。肉厚で表面がツルツルした葉をもつ。つる植物です。花がときどき咲くのですが、ピンク色でプラスチックの用な花。夜だけ咲いて、安物の香水のような香りを放ち、くさい、くさい。どなたかご存知ですか。似たような花を咲かせるもっと小さめの植物はHoya・・・とかいうそうですが。種から出てきた8歳、いろいろサボテン posted by (C)solar08ランツァローテという南の島(カナリア諸島の一つ。火山)のサボテン公園でもらった種をまいておいたら、二年後ぐらいにやっと芽が出て、やっとこのぐらいまで育ちました。こういう植物たちを見るたびに、年月の重みを感じます。人間だって20年たてば、赤ちゃんが成人になるのだから、不思議ではないのだけれどね。時が植物を育ててくれる、みたいな感慨をもってしまうのです。私自身はほとんど成長せず、ただ年とっただけだからかもしれません。話題はとんと変わりますが、クリスマスからお正月にかけて東京に出かけていた娘夫婦が、お餅やひじきを買って、ベルリンから送ってくれました。届いた今日は、今年はじめてのお雑煮、と言いたいところですが、なんちゃってお雑煮をいただきました。ビーフと牛骨を煮込んだスープに醤油と大根を入れただけの、スープ雑煮。鰹節の香りがしないのは、物足りませんでしたが、やっぱりお餅はおいしいわん。どうせならと、エコショップで買った小豆も圧力鍋で煮てお汁粉も作って、ああ小さな幸せ!やっぱり花より団子、花よりお餅だわ。