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カテゴリ:〇アウトドア・料理
今日は、市外の動物病院まで緊急手術、入院中の愛犬をお見舞いに行った。 受付でお名前をと言われ・・・「私のぉ?」 名字は我が家で名前はラッキーでした。 待合室で待っていると先生に抱かれたラッキー登場。 背骨のヘルニア手術のため、背中の毛が反られ、そこに絆創膏が、そして前足には点滴の道具があった。 わぉぉぉ、わぉぉ 全身を小刻みに震わせながら、鳴いている。 名前を読んでもチラチラ見るだけで落ち着かない。今日は特別、顔をぺろぺろを許してやったのじゃ。 待合室でほかのお二人の女性といろいろ犬のお話や病気の話、費用の話を聞いた。 ところで、面会時間はどうしようと・・・きっかけがなければ帰れない。 隣の女性からも「心を鬼にしなければ帰れない」と助言を受け、時計の針が12を刺したときに面会を終了した。 先生によると退院は来週の火曜日とのこと。はやく元気になって我が家に帰ってきて欲しいのじゃ。 竿はフライラインで作りました。 話は変わり・・・愛犬ラッキーの面会の前に早朝からちょっくらと生態系の調査に出かけたのじゃ。 8月中は水温は上がったり、大雨で川が濁ったりして、魚の当たりが鈍かった。 魚釣りを知らない人に解説すると・・・
画像のようなフライ、毛ばりというを魚が水の中で見つけてくわえるわけじゃが、アタリは魚がフライをつっついたり、くわえた状態のことで、それが何らかの糸や浮きに変化が出て、それを感じた釣り人が竿を上げたり、糸をひっぱたりして、魚をフライにかけるのじゃ。 ちなみにフライの場合は魚が勝手にくわえて、そのまま掛かってしまうことはあまりない。 なぜかというと、魚はくわえたときに違和感があるとすぐに吐き出してしまうからじゃ。 だから、フライフィッシングは必ず、釣り人が魚をかける釣りなのじゃ。 ・・・それで、アタリが鈍いとか、渋いとかいう状態は、フライ、つまり毛ばりを水中の魚がまったく無視したり、少し近くまで見に来たり、寸前まで寄ってきてプイっと横向いたり、フライを突っついたり、フライをゆっくりとくわえてそのまま動かずにいたり、くわえてもすぐに吐き出したり・・・ つまり、フライフィッシングは魚がもともと餌ではなく疑似、偽物であるフライ、毛ばりを食わせる釣りだから、結果、ぜんぜん魚が釣れない状態になるのじゃ。 だからこそ、そんな状態でもどのようにして魚に興味を持たせて、口を開いてもらえるかを考え、実践する修行ともいえるのじゃ。 過去の後輩の雄姿 ところが、今週の火曜日にルアーマンが40尾以上、釣りあげたとの情報がHPにアップされた。 しかも、魚が高活性、つまり、アタリが渋くないとの情報と一緒に・・・ 誘惑に弱いオレや他の釣り人はその情報に寄せられ、つまり、魅力あるフライに集まる魚のように、釣り場を目指すのである。
早朝に釣り場について、フライタックルの3番と8番を用意し、釣りを開始じゃ。 この番はフライの糸や竿の重さや強さを表していて、番号が大きい方が、竿が太く、強く、堅く、大物も上げられ、ラインも遠くに飛び、小さい方が竿が細く、柔らかく、繊細じゃが、魚がかかったときの釣り味は、小さな番手の方がひき味が楽しめる。 今朝はほとんど見えている魚が少なかったので、とりあえず、3番をセットし、目の前3メートルにマーカー、これは浮き、をつけて、フライの重さを調節するため、ぽんとフライとマーカーを水面に投げ入れた。 左がマーカー(浮き) 予定では、フライが川底に沈んでいき、ある一定のところで止まり、浮きが水面に立つはずじゃ・・・たが・・・ 浮きがそのまま、沈んでいくではないか。おかしいと思って、もう一度、手前にぽんと投げ入れた。 すると、また、そのまま浮きが立たないまま、水中に沈んで行く。 ばんっとオレは竿を天に向かって振りあげた。 ずんずん・・・ずずずずずずううず 大物がかかったのじゃ。 つまり、アタリ渋くなく、情報どおり、魚がフライをくわえて少し泳いだのじゃ。 もちろん、ここで合わせないと、そのまま魚はフライを吐き出し、釣れない。 大きなニジマスちゃんはラインをぐんぐんリールから引き出し、竿は三日月のように弧を描いている。 し・あ・わ・せ やがて、ニジマスちゃんは手元に寄ってきて、オレはゆっくりとネットでキャッチしたのじゃ。
そのあとも、まずまずのアタリがあり、日がさすまでに大物を数尾ゲットした。 至福のときが流れ、寝不足も疲れも癒されるのじゃ。
ちなみに釣り場での魚の管理法じゃが、なるべく帰る寸前まで川の中で生かしている。 最近の方法は、画面のように、手前がびくでここには小物と中物を入れておく。 大物はびくに入れると身体がまがり、動けなくなるため、ストリンガーと呼ばれる鍵みたいなもので生かしておく。奥がそれ。40センチを超えるニジマスちゃんが仲良く水中で泳いでいるのじゃ。 というわけで、今回はまあまあ満足のいく結果だったし、愛犬ラッキーの見舞いもあるので、いつもより少し早く納竿じゃ。
そして、釣り場に常備してある流し台で、ニジマスちゃんを全部3枚に下ろして、切り身だけにした。 このとき、隣に餌釣り師のおにいさんが2人で100尾ほどのニジマスを釣りあげ、調理していた。 お互い、嬉しい悲鳴を上げながら、慣れた手つきで流れるように調理していく。 「また、会いましょう」 オレは神越渓谷をあとにし、隣町の動物病院に向かったのじゃ。 なお、このニジマスちゃんは9軒分に分かられ、もらわれて行きました。 自宅の冷蔵庫には3尾分の切り身が残りました。 明日の弁当はひょっとしてニジマスのバター焼きかもしれないのじゃ。
長くなりましたが、フライフィッシングの楽しさが少しは分かっていただいたでしょうか。 面会後、自宅で見たなでしこジャパンのラスト8分をTVのライブで見て、楽しい気分がイライラしてしまったTackeyでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 8, 2011 09:55:51 PM
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