カテゴリ:江戸・東京
平日の昼下がり、東京スカイツリーの周辺は、外国人観光客や女性シニア客で賑わう。東京スカイツリータウンへの入場者数は、昨年9月、849日目で1億人を突破したという。地上の人混みを避けて、主に上を向いて歩いた。スカイツリーの上半身が輝いていた。 スカイツリー展望台への入場者数は、伸び悩んでいるらしい。悪天候時に、高速エレベーターが停止する事が多いのが、その一因と考えられている。2013年度は、強風による営業中止が40日あったとか。今年、高速エレベーター1基を試験的に改造するという。エレベーターに錘を足し、ロープを取り換える工事だ。 展望回廊(高さ450m)の上空に、約140mのゲイン塔(アンテナ柱)が突き出ている。強風でゲイン塔が揺れ、電波障害になった話は聞かない。案内嬢に尋ねると、頂部(高さ630m)に制振機械室があるので、大丈夫との答え。調べると25トン+45トンの錘とバネが2段で設置され、固有振動数が制御されるという。 先日来、「東洋ゴム免震不正」事件が大きく報道された。子会社の担当者によるデータの改ざんがあったとされる。公共施設等55棟に、問題の免震ゴムが使用された。東洋ゴムのシェアは4パーセント程度。他のメーカーは大丈夫か・・。但し、規定の免震ゴムを使用すれば、絶対安全だとする考え方も問題だ・・。
写真-1 東武橋からスカイツリーを見上げる。
写真-2 牛嶋神社とツリー。140mのゲイン塔のトップは制振装置(錘とバネ)室がある。
写真-3 棒アートとスカイツリー。小梅児童遊園の噴水をイメージ。
写真-4 言問橋の外灯。照明灯の形に、もう少し工夫を・・。
写真-5 池の中で揺らぐスカイツリー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年03月25日 11時42分25秒
コメント(0) | コメントを書く |
|