カテゴリ:北海道岬めぐり
根室半島と釧路市との中間に、太平洋に突き出す小さな半島がある。標高50mほどの長テーブルのような半島の東端に霧多布岬がある。正式名は湯沸岬(とうふつみさき)。駐車場からを草原に伸びる遊歩道(600m)を歩くと断崖に立つ灯台に到る。
四角い建物の上に提灯を載せたよう見える湯沸岬灯台は昭和26年に初点灯。2016年に「恋する灯台」に認定され、映画のロケ地にもなっている。全国に恋する灯台は、49ヶ所ほどあるという。二人の未来を見つめる場所に相応しいのが灯台と定義されているようだ。人生の道標にとの想いで、選定されているようだ。 夏、黄色いエゾカンゾウが咲き誇る霧多布岬であるが、希少な生き物でも注目されている。野生のラッコの生息状況がNHK「ダーウィンが来た」で報道された。陸上から観察できる岬。また「エゾピリカ」という珍しい鳥も生息しているという。
写真-1 太平洋に突き出した霧多布岬。 写真-2 夏は草原の岬になる。 写真-3 断崖の展望台と霧多布岬の碑。 写真-4 遊歩道終点の眺めと松浦武四郎の歌碑。 写真-5 ラッコが生息している岬海岸。 写真-6 恋する湯沸岬灯台と夕景。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年12月25日 06時00分07秒
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