昨日まで、『書く力』のシリーズ(1)~(6)を、プログの記事として、自分も学びながら
お伝えさせてもらいました。
最後として、私の個人的な思いを書いてみました。
この本で一番訴えておられるのは、「書く力」は構築力を養うことが一番の近道だという
ものでした。
(構築力とはどういうものかというのは、昨日までの記事に要約して載せさせて頂きまし
たので、ここでは省かせてもらいます。)
しかし、この「構築力」というのは、あくまでテクニックといえるもので、
何をどう考えるかという書く人の視点、思考があって、始めて構築力というテクニックが
生きてくるのではないかと思うのです。
確かに構築力は表現力をアップさせる意味で大切なのでしょうが、ものごとを見抜く力、
これが希薄していては話しにならないでしょう。(これは自分に向けたことばである^_^;)
その意味で、プログを毎日書き続けていくことは、思考を深めていくよいチャンスになると
思っています。
なにげない日々の思いを書くときには、その思いをしっかりつかまないと書き言葉として、
表現できないのだから・・まずもって自分と向き合うことを日々させられるわけだし、
いい訓練になる。
また、ちょっとした体験も書くとなれば、それをどうリアルに伝えるかという
表現の訓練にはなるし、体験の意味も探るチャンスになるだろう。
この文の最初にも書いたように、あることに対して、何をどう捉えるか、どう考えるか、
という視点の幅を増やすには、体験とともに、やはり読書が必須だろうと思います。、
私は結構たくさん、ジャンルも案外幅広く読んできたほうですが、その読書も、
これからは、書く側の観点も視野に入れながら読めそうです。
この本にも書かれていたのですが、好きで読書するのと、書くということを前提に
読書する場合とは違うといわれています。
また、ひとつ楽しみができたようで嬉しい。
最後に、subaru_1632さんが励みになるようなコメントを残してくれていますのでご紹介します。
「約一年、ここでブログを書いていますが本当に書くことになれてきましたね。
慣れてきたことを良いことに、書きっぱなし、読み返さない、等で文章がめちゃくちゃな日も
ありますが・・・
それでも書く力がついたなぁって思うことがあります。職場で広報委員なるものをしていますが、広報誌などに投稿された文章を校正したりするのが、簡単にできるようになりました。
ブログもためになるなぁって感じています」
私も1年後を楽しみにプログを続けていきたいと思います。
『書く力』(1)― 人とつながる ―
『書く力』(2)―「気づき」がおもしろさを生む ―
『書く力』(3)― キーコンセプトは切り口になる―
『書く力』(4)―「キーワードからキーフレーズへ」―
『書く力』(5) ― 「話せるから書ける」は間違い ―
『書く力』(6) ― 新しい意味を生み出す ―