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2020.12.04
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テーマ:読書(8206)
カテゴリ:【読書】未分類

本のタイトル・作者



「判断するのが怖い」あなたへ

本の目次・あらすじ


第1章 発達障害とは何だろう?
第2章 「判断するのが怖い」という気持ちはどこから来るのか
第3章 どんな特性が影響しているのか
第4章 陥りがちな心理としてしまいがちな行動
第5章 判断への不安を軽くするために
第6章 自分について説明する
第7章 怒りをコントロールする
第8章 カウンセリングを上手に利用する
第9章 事例から見えること
第10章 職場の「暗黙の了解」を言葉にすると

感想


2020年読書:204冊目
おすすめ度:★★★

著者は、沖縄メンタルサポート&コンサル代表。精神保健福祉士・公認心理師。キャリアカウンセラー(GCDF-japan)。

漠然とした「生きづらさ」を抱えていて、「どうしてみんなはうまくやれるんだろう」と思っている人に読んでほしい。
大事なことは、自分を責めることじゃないから。
性格とか考え方の癖、そういうものなのか、発達障害なのかというのが私には分からなくて、ただ自分に何かしらの欠陥があり上手く機能していないということが分かっているので、それを解決するために色々こういう本を読んだりしている。



障害の有無や程度によらず、結果的な目標は「自分が楽に生きていけること」。
私は特に③こだわりが強いと、④ワーキングメモリが苦手。



今の職場に異動してきて、すごい不安感があって、それは「わからなさ」の渦の中にあったから。アクセス方法も解決方法も何も分からない。怖い。ストレスが半端ない。どうすればいいか分からない。失敗する。怖い。判断の裁量が分からない。怖い。
私はマニュアル作れマニュアル作れうるさくて、周りからウザがられているんですが、他の人なら出来るのかもしれない。私が出来ないだけで。
ただ、あったほうが絶対にいいとは思う。

過集中しがちなので、適度に席を立つ必要あるなあ。
こだわりも強くて、切り上げて別のことをやるのも苦手。

相貌失認は、私は顔より名前のほうがひどくて、特に「山田と山口」みたいな人がいる場合、まったく見わけがつかない。休み明けには同じチームの人すら名前忘れてる。常に座席表を見て確認してる。さらに「相手の名前を呼ぶことが出来ない」という症状もある。何なんだろうこれ。
子供の頃から長期休業あけにはクラスメイトの名前まるごと忘れていたし、普段から集めたノートを返す、みたいなことが出来なくて(名前が分からない、名前と顔が一致しない、さらにそこに座席の配置という位置情報も加わるのでフリーズ)、なんで私だけ出来ないんだろうと思ってた。
「この人、どこかで見たことがある」という程度の認識なんだよな…。通底しているのは他者への無関心なのだと思うのだが…。

私は日々、手帳を書いているけど、これかなり有効っぽいぞ。
上司との定期的な面談、これ自分が管理職になったらやりたいんだけどな…。

まず大事なことは、「自分が何に困っているか知ること」。
怒っている人は困っている人だ、と何かで読んだ。
著者も書いていたが、うつ病の根底にも、この「困っている」があるんだと思う。
それを根本的に見つめないと、表層的な部分が変わっても、何も解決しないのだ。

発達障害の人がいう「言ってもらえれば分かったのに」。これほんとそれ。
私は幼少時に「どうも、私が見えている世界と、他の人が見えている世界は違うらしい」ということに気付いて、浴びるように本を読むことで言語化された「人間の行動と感情」のデータを蓄積してきた。
こういう場面で人は悲しいので泣く。ので、まったく悲しくなくても、悲しいことを示す動作をしないといけない。
そういうことをひとつずつひとつずつ、インプットするように。
だからいまだにインストールされていない場面に遭遇すると「お使いのバージョンには対応していません」と言いたくなる。フリーズして曖昧に微笑む。

時々自分が、出来損ないのロボットにでもなったような気がする。人間のふりをするアンドロイド。
子供の頃、母に「お前は勉強だけ出来て、人間として大事なものが欠けている」と言われたことがある。
そのとき、まったくその通りだと思った。
大事な青いビー玉を入れ忘れられたロボット・カミイみたいに。
神様が入れ忘れたのだ。
だから、私は自分でそれを作っている。非常な努力で。
誰にもそれを馬鹿にすることは出来ないはずだ。

こういう本が、助けてくれる。
「あなたがロボットであることを知っている」と言ってくれる。
それが大きな助けになる。
私は子供の頃、自分は世界にひとりぼっちだと思っていたよ。


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最終更新日  2020.12.04 00:00:19
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