本のタイトル・作者
トヨタの会議は30分 [ 山本大平 ]
本の目次・あらすじ
第1章 極限まで無駄を減らす「時短会議術」
第2章 確実に相手を仕留める「コミュニケーション術」
第3章 トヨタ魂の根幹「本質思考」
第4章 スピリットをつなぐ「トヨタの教育」
第5章 良好な人間関係を築く方法
第6章 人間力を嵩上げする「配慮」のつくり方
感想
2022年019冊目
★★★
我が社、最近、会議がようやくペーパーレスになったんですよ!
嬉しい。印刷~スキャンして共有~文書を綴じる…のプロセスがなくなった。
けど、それじゃあまだまだダメだね。
効率化のレベルが低すぎる。この本を読んでいて思った。
GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)やBATH(Baidu(百度)、Alibaba(阿里巴巴集団)、Tencent(騰訊)、HUAWEI(華為技術))は意思決定が桁違いなのだそう。
著者は、トヨタ→TBS→アクセンチュア→起業。
外に出た人がトヨタを振りかえって見る、トヨタの方式の良さ。
会議時間30分(状況共有→本題→次の議題の決定)。
うん。これ、見習いたい。
私の部署、以前は昼から何時間もダラダラ~っと定例会議があったので、私はそれを昼休み前の1時間に設定しました。
昼休みに入ると強制終了するシステムにすると、終了時間が意識される。
数回やっていると昼休み前に終わるようになりました。
でもまだ30分では終わってない。40分くらいかかってる。
本によれば、そもそもトヨタでは定例会議がないそう。
関係者で話し合う必要が生じた時にだけ設定するらしい。
確かに。それで十分ですよね。
議題も明確だからダラダラ続かないし。
情報共有だけなら他のやり方(グループチャットやメール)で十分。
しかし一方で年配の方は対面でのコミュニケーションを好むのも事実…。
トヨタでは議事録もとらないのですって。
ホワイトボード1枚に情報を書いて、それをデジタル化(昔は写真で、今はデータ化されるホワイトボードを使用しているそうな)。
すごい。徹底してる。確かに無意味だもんな、あの議事録作成する時間。
ほか、「1分でOKをもらえるペライチ資料作成法」が参考になりました。
A4タテで、
①何の話か
②読み手に何をしてほしいのか
③結論
④論拠
⑤補足
を箇条書きにするもの。これ、分かりやすい。
自分が決裁する立場になって「見やすい資料」「見にくい資料」「伝わる資料」についてすごく考えるようになった。
自分が作るだけじゃなく、人のものをたくさん見るって大事だ。
あとは、最後の「ネガティブすぎる相手は30分怒りを寝かせてから無視する」。
今、かなり人間関係こじれちゃった人がいて、私完全に無視されてるんですよ。
で、業務上しかたなく話し掛けると、突っかかって来られてキレられる。
なんやねんほんまお前…ってなってたんですが、それでいちいち私が反応するの可笑しいよな。
もう無視やな。淡々とやろう。
しょうもない奴の相手をしている時間はない。
(という、こういう私の態度が余計に相手を怒らせるわけですが!)
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