書名
小説 魔入りました!入間くん(3) 師団披露 (ポプラキミノベル ノベライズ 4) [ 西 修 ]
引用
「だから……全部、拾いたい。僕は全部をあきらめない。……自分の気持ちを貫くことが、大事なんだって学んだから!」
感想
2023年096冊目
★★★
コミックのノベライズ3巻目。
今回は師団披露(バトラ・パーティー)。
イメージとしては人間界でいう文化祭。
1年生は保護者も見に来るとあって、大盛りあがり。
入間は、キリヲ先輩1人でやっている魔具研究師団(バトラ)に、アズくんとウララと加入する。
師団披露では、開発した魔具を展示しているのだが、いろんなものがごちゃごちゃと置かれたそれは…物置。
入間は研究成果を人間界の「花火」として、師団披露の夜に打ち上げることを提案する。
しかし祭りの日に、学園では透明な障壁が発生し…。
アニメではキリヲ先輩の過去が丁寧に描かれていて、「こいつやばい」「まじやばい」という感じがすごかった。小説版ではさらっと描写されているので、キモさは低減している。
キリヲ先輩はあれやねん、顔がやばいねん。絶望に震える愉悦と恍惚の表情が。変態!!入間くん大好きか!
最後の入間くんはかっこよかった。
中庭に誘導された学園のみんなが、キリヲが十年間溜め込んだ魔力による爆発に巻き込まれる。
その時入間は、指輪の魔力を放出して空に爆弾を放つ。
アニメではぱーんと花火も打ち上がって、迫力があるシーンでした。
カルエゴ先生が最後に授賞式でデレるのも萌ポイント。
「私に報告の一つもできなかったのか」
「貴様は、自分の危険に慣れすぎている癖がある。もっと教師を頼れ、バカめ」
くあぁぁ!カルエゴ卿!すてき!!
今回は、ロビン先生の授業にモフエゴ(カルエゴ先生が入間の使い魔として召喚されたモフモフの姿)も登場しました。
悪魔学園の教師の心得作ったの、カルエゴ先生なんだよねえ。
この人、実は教職めっちゃ好きなんやろうな…。
ノベライズは現在5巻まで発売中。
あと2巻。読むの楽しみ。
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