今日の寒さの中、中古住宅の立会査定で震えあがりました

2024年02月23日

　今日は横須賀市鴨居まで家を売りたいお客様の家に査定に行きました。
空き家になっている家は火の気が全くありません。
それでなくても気温が低いのに商談中震えあがりました。
漸く治った風邪がまたぶり返さないことを祈り、30分程家の内外を細かく調査した。
売主の売りたい希望金額では到底売れないことを話し、近隣の取引事例を沢山パンフレットを提示して説明しました。

家を売りたいお客様は沢山入るチラシ広告や、ネットの検索で自分の家の相場は大体理解出来ています。
然しお金が必要な事情があると相場より「手元にいくら欲しい」と販売価格を要望される。

今日の売主さんもこれ見よがしに沢山の不動産会社の名刺をテーブルに置いて商談に挑んできました。つまり「高い金額を提示する不動産会社に販売を依頼するぞ」との意思表示だ。

売主の希望金額に納得される買い手のお客様が出れば成約になるでしょうが、まず相場以上では無理です。

まず土地の相場が１坪５０万円で５０坪。　合計２５００万円です。
建物は新築から４０年以上もも経過しボロボロ。原価償却が済んでいる。
つまり評価としてはゼロです。（建物が綺麗なら評価は出ます。）

ボロ家となれば建物の解体費を引かなければ売れない。
それを建物を１．０００万円と要求されても無理があります。
いくら横須賀中の不動産会社を沢山呼んでも、３．０００万円でも買い手が現れるはずがない。

寒さに震える中を売主さんから販売希望金額を聞いて、とてもその金額では成約するのは無理と分かったので、「値段が下がるようならまたご連絡ください」とご挨拶をして早々に帰ってきました。もちろん名刺だけは置いてきました。

中古住宅の査定印象は「寒かった—。」だけです。

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最終更新日 2024年02月23日 16時58分57秒
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