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2006/02/18
テーマ：ヨーロッパ旅行(4198)
カテゴリ：カテゴリ未分類
 （1936-1939）でした。 スペイン全土が戦場になりました。 スペイン南部のアンダルシア、Andaluciaやエクストラマドゥラ、Extremaduraでも、 親兄弟が敵味方に分かれた村が多くありました。 かあちゃんの故郷 ヘレス・デ・ロス・カバジェロス村Jerez de los Caballerosの墓地には、 今も残る悲惨な悪夢の記憶が石板に刻印されています。 《左上》 画像の中央の白い矢印の下に、 《左下》の画像の矢印のマリア像ある石板の上部構造がわずかにみえる。 私は、村の墓地を出て、 かって銃殺隊が並んでいた位置に立ってこの写真を撮った。 銃殺隊の射手達に、マリアの像が見えたのか、 見えなかったのか65年前の非劇を、検証したかったんです。 私（銃殺隊の射手達）には、 肉眼では遠いマリア像ははっきりとは見えなかった。 画像の手前の白壁（木の後ろの墓地の外壁、約３メートル）に 銃殺隊に処刑された人々が並ばされた。 多くの村人が、同じ村の人々に、裁判もなしに、射殺（処刑）された。 お互いの顔も家族も知っている人々にとって、 同胞に銃口を向けることはどんな気持ちであったのだろう。 多くの射手が目をつぶって死刑囚に発砲して、 そのために、２０人の一斉射撃でも ５人の死刑囚を全員、射殺すことができず、 ２回目の一斉射撃を繰り返したこともあった。 ある時の銃殺処刑でひとりの射手の手元がくるい、 弾丸は、はるか後方のマリアの頭をかすった。 意外な出来事に驚き、恐れた軍は その日の銃殺処刑をすべて中止したと伝えられている。 《左下》 矢印の所に石板にレリーフされた、マリア像が小さく見える。 《右上》 マリア像を拡大すると、十字架を降ろされた死せるキリスト （右矢印）をマリア（左矢印）が抱きかかえるモチーフが見える。 右側にキリストの下半身、キリストの頭部（顔）が、 左のマリアの胸の所にかすかに、見える。 《右下》 キリストのために涙するマリアのベールの右耳の所に残る小銃の弾痕。 それは、わずかに、マリアの右耳をはずしている。 ＢＢＳへのご返事遅れてすみません！ できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います 日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。 勝手なこと言ってごめんなさい！ 忘れないでね！おねがいぃ～！  いつもクリック感謝です！ ⇒   お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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