|
カテゴリ:お祭り,フィエスタとか
馬に乗ってる人は、わかるんですが、馬って、とっても神経質だから、 人ごみや、大きな音、カメラの連続するフラッシュの中では、 コントロールがむずかしいんです。 だから、馬で献花するのはたいへんな苦労です。 もちろん、花を受けとる係りの男たちがいますが、 馬は小刻みに震え、常に足踏み状態にあるために、 時には、蹄鉄が石畳を擦り、火花が出ます。 それを乗り手がいかにカバーするかが見所です。 たいていは、花を、係りの男に渡し、脱帽するのが精いっぱいなんです。 たくさんの馬が、そうやって本当に一瞬だけ、マリア像の前で静止するのですが、 中には、完全に馬を操る名人もいます。 すると、この画像↑の右はしの白い上着の乗り手のように、 動く乗馬を操りながら、 右手にもった、十字架をマリア像に向けて、賛美の言葉を捧げるのです。 彼らは4頭で来ましたが、ちゃんと、マリア像の前で、 数十秒間、静止することができました。 でも、よくみると、白い上着の乗り手の乗馬は、 常にかすかに躍動しているのです。 この馬の筋肉の動きと蹄鉄の音、 マリア像に向かって叫ぶ賛美の叫び! それに、フラメンコのリズム、 これが、一体感となって、 観客を陶酔させ、感動させます。 私も、涙が出そうになった。 なんなんだろうね? それとも、ただ、酔っ払っただけだったのか?笑 目の前で、くりひろげられるショーに興奮して、 私は、200頭までは、馬の数を数えていたのですが・・ 数なんかどうでもよくなりました。 これ、 オペラより感激するな!なんて、考えていたんですが、 これ、舞台じゃないんですよね。 馬が足を石畳で滑らして転倒しそうになって、 群集が、ぱ~っ!と逃げる場面もしばしば・・・汗 すげぇ~迫力! ついに夜中の1時30分を過ぎました。 すると、今度は、牛に引かれた、馬車が無数に献花しに来ます。 いろんな種類の馬車! 豪華なものも、ジプシーの粗末なものまで・・ 何十台が過ぎ去り、・・ その後、また、騎馬が、現れ・・・ 実は、無料の振る舞い酒?があって、わたしは、・・・ 酔ってしまったのです。 意地汚いですね。 やっぱり、酒はお金を払って飲まないと・・ダメ! 山車まで出てきて・・ また、馬、馬、馬、・・・ それにしても、馬がいい! 訓練されてることがよくわかります。 本当の子供だけが乗った馬も無数にありました。 何時だ? 気が付くと、私は緊張?でぐったり・・・ 疲れた! でも、まだ、行列と馬は続いていた・・・ でも、翌日のこともあり、帰ることにしました。 翌日は、La Virgen de la Bella(マリア像)を山車に乗せて 4Km 離れた別の教会に、4時間かけて、運ぶのです。 1Km を1時間の予定です。 この区間も飲み食いは無料だそうです。 私も、参加したかったのですが、 緊急にバダホス、Badajozに行かなくてはならなくなったので、 このロメリア(Romeria)を体験することはできませんでした。 ロメリアの朝(土曜)、なんと、大雨でした。 私は、車で、雨の中を走りました。 ただ、幸いなことに、ロメリア開始の夕方は、雨が止まり みんな、無事、マリア様を運んだそうです。 続く・・・そして帰り道で? ↓画像 よくグラビアでみる山車 ↓画像 女性の馬の乗り方、またぐか横に座るか?あなたは? ↓画像 小学生?・・・子供の女の子一人もいる。 ↓画像 大型の山車 ↓画像 いろんなフラメンコ衣装 ↓画像 馬車の上からもマリア賛美を叫ぶ! ↓画像 すべて違う馬車。4,3,2,1頭だて。馬、駄馬、ろば。 Calendar.の日付をクリック! │<< 前へ │一覧 │ は壊れてるよ!(特に赤字!)(正常な時もある?汗) BBSへの書き込みは → コメント欄の方にお願いしま~す。(^^) 日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お祭り,フィエスタとか] カテゴリの最新記事
|