|
カテゴリ:プロ野球時論公論
ベイ中畑監督と対照的 和田監督続投に阪神球団静観の理由 阪神の和田監督(52)とDeNAの中畑監督(61)はともに就任4年目で、契約は1年。セの大混戦の中で首位争いを続ける中、中畑監督は早々に来季続投を要請された。南場オーナーは「順位に関係なくお願いしたい。今年の戦いぶりはもちろん、3年間の積み上げてきたものも高く評価している」と話したが、和田監督には続投のゾの字も出てこない。 ある阪神OBは 「阪神は首位といっても勝率5割。チーム打率.240(5位)、275得点(6位)、チーム防御率3.76(同率5位)、360失点(5位)と数字を見れば今の位置にいることが不思議なくらい。今は他球団が足踏みしているが、終盤の勝負どころでズルズルと負ける危険がある。フロントは昨季、8月末に続投を発表した後に負けが続き、一度は続投を白紙に戻した失態もあるにせよ、坂井オーナー自身がチーム力を信頼できないのではないか」 別のプロ野球OBは 「中畑は継投ミスをすることもあるが、100敗もあり得る弱小球団を引き受け、自ら先頭に立って負け続けても諦めない野球を掲げて大幅に観客動員を増やした。キャンプで松井秀喜を呼んで打撃の極意を伝授してもらい、『筒香と心中する』と言って4番で使い続け、足をケガしても二軍に落とさなかった。腹をくくった監督の下、チーム一丸のムードがある。一方の和田は、具体的な功績を残してきたかといえば疑問だ。手塩にかけて育ててきた上本、大和は伸び悩み、今季開幕前に1年間使い続けるといった捕手の梅野も、正捕手失格となった。一貫性のない選手起用や采配はファンやマスコミからの支持を得ていない。今、続投要請すれば、逆にファンの反発を招くと思う」 実際、和田監督が前半戦で大失速していれば、休養させて平田ヘッドコーチが監督代行になる可能性もあったという。シーズン序盤に球団内で掛布DCの一軍帯同案が浮上したのは、和田監督の指導力が頼りないと言っているようなものだ。 出展は日刊ゲンダイ2015.7.25 もしもこの混セを制して優勝したら続投なんだろうな・・・。フロントも一貫性がなくファンやマスコミの顔色をうかがってばかり。支持率や世論を気にしてばっかりの内閣みたいやね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[プロ野球時論公論] カテゴリの最新記事
|