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カテゴリ:プロ野球時論公論
2015年10月24日 日本シリーズ第1戦 ヤフオクドーム ソフトバンク4-2ヤクルト 力の差を見せつけられたような試合でしたね。ヤクルトは固さもあったのでしょうか?わずか4安打。最後に4番畠山が9回2死から意地の2ランで明日につなげたのは、一筋の光明でしょう。
ソフトバンクのほうは相変らず良く打ちます。でも15安打を放ちながら11残塁で4得点とは、拙攻の連続とも言えますよね。ただし、各選手は振れてるので、もしも効率好くつながったら恐ろしいですけど・・・
内容的にはヤクルトにとって重く、先行きの厳しさを感じます。そもそも、シーズンの成績を比べても、相当にヤクルトは分が悪いのが現実です。 ペナントレースのソフトバンクは貯金41、全球団に勝ち越しての完全優勝。交流戦では広島以外の5球団に勝ち越しで12球団のトップ。 一方のヤクルトは貯金11、読売とタイガースに負け越しています。交流戦も勝ち越せたのはロッテとオリックスにだけ、12球団中8位です。 おおざっぱにチーム成績を並べてみても次のように、全てにおいてソフトバンクが優っています。 ソフトバンク ヤクルト 打 率 2割6分7厘 2割5分7厘 打 点 619 547 本塁打 141 107 盗 塁 94 83 防御率 3.16 3.31 被安打 1137 1204 奪三振 1129 935 自責点 456 468 これでは、戦前からヤクルトが苦しいと言わざるを得ない。そこへ持ってきて、この第1戦の内容です。 ヤクルトがこうしたデータを跳ね返して好勝負に持ち込むには、シーズンの成績にほとんど関与していなかったバレンティンが強力な戦力として力を発揮できるかどうかにかかってくると思います。
そのバレンティンは第1戦でショートゴロ3本に倒れ、好いところは出ていません。このままでは非常に苦しい!第2戦で一発放り込むくらいじゃないと、ソフトバンクが一方的に日本一に駆け上がってしまうような気がします。
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