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カテゴリ:日常
NHK-HIで放送されていた、立川談志・71歳の反逆児を見た。 あの談志師匠でさえ「老い」と「病」に、のた打ち回っている。 私にとって名人と言えるのは、東京では談志さんと志ん朝さん。 大阪では米朝師匠。世間で言われている名人は、志ん生、文楽はじめたくさんいるが 彼らの全盛期に生で落語を聞いたことはない。晩年かラジオで聞いたくらいでしょう。 全盛期に生で聞いて「名人」と思ったのは、文句無くこの3人です。 その談志師匠が苦しみ、もがき、出口の無いトンネルに入っている。ショックです。 今更ながら「老いる」事が、どんなに大変なものか知らされた思いがする。 師匠の大遺言書(全14巻)を少しずつ読んでいる。 図書館に全巻揃っているので、ゆっくり読めば云いと思っていたが 今日の番組を見ていると、あまりゆっくりもしていられない。 師匠、頑張れとは言いません、「頑張れ」とか「長生きしてください」なんて云うと 天邪鬼の師匠の事、あっさりさよならされてしまいそうです。 辛く、苦い番組でした。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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