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カテゴリ:映画雑記
朝から今にも降りそうな空模様。
午前中に猫達のトイレを洗ったり、ホット・カーペットを出したりと完全に冬仕度です。 庭の木の剪定も雨の降る前に終わって、こちらも正月準備の気分です。 ☆映画☆ 「雨あがる」 2000年・カラー・91分 監督・小泉尭史 脚本・黒澤明 出演・寺尾聡 宮崎美子 黒澤明の脚本を、黒澤の助監督だった小泉尭史がメガホンをとった作品です。 ストーリーは、宮仕いになじめず、長い浪人暮らしの旅の武士とその妻が 長雨で川が渡れず旅籠に長逗留され、ふとした事から城の殿様の目にとまる。 その腕を見込まれ指南役の声がかかるが、賭け試合をした事を理由に 折角の話が壊れてしまう。再び夫婦二人の旅が始まるが・・・・・。 書いてしまえばそれだけの非常にシンプルなストーリーです。 この浪人とにかく強い。それだけに思っていたよりも チャンバラ・シーンもふんだんにある。 それよりもこの映画、緑が本当に美しい。 新緑の季節に撮影されているが、鮮やか過ぎる緑に心が洗われる思い。 寺尾聡、宮崎美子の主演二人の名演もあって、見事な夫婦愛の映画です。 今回久し振りに見てみて、91分という上映時間も丁度良く爽やかな作品です。 ☆本☆ 小林信彦さんの「コラム・・・」のシリーズをまとめて読んでいる。 古い時期に発売された初期の本が、図書館にもなく私も持っていなかった。 ネットで探して送料込みで251円で買えたので、5冊まとめて購入。 戦前、戦後から現在までの映画を、間違うことなくトータルに語れるのは もう小林さんしかいません。私が長生きして欲しい人の一人です。 慌ただしい連休だったが、他にも「ご法度」も見る事が出来たし 結構、充実した2日間だったように思っています。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月24日 18時10分28秒
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