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カテゴリ:「ガンダムOO」詩・小説
BLの苦手な方は読まないでください。
あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 携帯が鳴った。刹那は携帯に出た。 「もしもし、僕、アレルヤだけど・・・実はハロに時限爆弾が 仕掛けられているんだ。その時限爆弾はある言葉を言うと タイマーが作動して一分後に爆発する。その言葉は・・・ う、痛い、頭が痛い。ハレルヤ、やめて、うぅ・・・」 「おい、どうしたんだ?大丈夫か?」 「アハハハ・・・・この体は俺様のものだ。ロックオンなんか 死んじまえ。あんな奴、吹っ飛ばされちまえ。ギャハハ・・・」 刹那は携帯を切ると、慌ててマンションに戻ろうと思った。 ロックオンが心配でたまらなく胸が張裂けそうだった。 刹那は走った。昨夜降り積もった雪で、舗道は凍っていて 何度も転んだが刹那は走り続けた。ロックオンのもとへ・・・ 彼を死なせてはいけない。 かたくなに心を閉ざしていた刹那に唯一優しくしてくれた。 独りぼっちでいる刹那にいつも声をかけてくれた。 彼の優しさが太陽のように眩しくて、出会った日からずっと 魅かれていた。でも、幼い頃から大人たちに虐待され、 裏切られ、人を信じる事をやめてしまった刹那にとって 彼の好意は眩し過ぎた。素直になれなかった。 太陽のように笑う彼を死なせてはいけない。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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