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カテゴリ:「ガンダムOO」詩・小説
BLの苦手な方は読まないでください。
あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m だが、マンションに辿り着いた時にはもう、ロックオンの 姿はなかった。刹那は不安に押し潰されそうになった。 するとその時、背後から大きな手で目隠しをされ、 「だ~れだ。」 と、能天気な声で耳元で囁かれた。 「ロックオン?・・・ふざけるな!」 突然の出来事に刹那は驚いて振り返えると、無邪気な 笑顔がそこにあった。 「ロックオン何処に行って・・・」 刹那は涙が溢れそうになった。言葉にならない感情を 押し殺そうと刹那は必死に目を擦った。 「ごめん。まだ怒ってるのか?気になって探してたんだぞ。」 ロックオンは刹那の両肩に手を置いて、優しい眼差しで 刹那の顔を覗き込んだ。 「ロックオン、ハロに時限爆弾が仕掛けられているって アレルヤから電話があった。ある言葉を言うとタイマーが 作動するって。」 「本当か?ある言葉ってなんだ?」 「分からない。でも、すぐに分解して爆弾を取り外そう。」 刹那はドライバーを持って、ハロを捕まえようとした。 「ハロ、ハロ、コワイ、コワイ、ブンカイ、キライ、キライ・・・」 ハロは部屋中を逃げまわった。 「ハロおいで。怖くなんかないよ。大丈夫だから。」 ロックオンがそう言うとハロはロックオンの胸に跳び込んだ。 「ハロ、ハロ、セツナ、コワイ」 「よしよし、大丈夫だからね。良い子にしてろよ。」 ロックオンはハロの頭を優しく撫でて抱きしめた後、 ハロを押さえつけて、 「刹那、やれっ。」 と言った。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月02日 22時06分46秒
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