1874901 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あすなろ日記

あすなろ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

あみりん9129

あみりん9129

フリーページ

小説部屋


黒執事部屋


黒執事小説『猫化』


黒執事小説『鳥籠』


黒執事小説『鳥籠エピローグ』


黒執事小説『滔滔』


黒執事小説『仔犬』


黒執事小説『月の魔女』


黒執事小説『猫耳』


黒執事小説『鳥籠アナザーストーリー』


黒執事小説『貧救院』


黒執事小説『夢幻の森』


裏切りは僕の名前を知っている部屋


裏僕小説『贖い』


裏僕小説『星空』


ガンダムOO 部屋


ガンダムOO 小説 『ハロ』


ガンダムOO 小説 『刹那』


咎狗の血 部屋


咎狗の血小説『罪人』


咎狗の血小説『絶望』


秘密部屋


秘密小説『告白』1~3


秘密小説『お見舞い』


秘密小説『疑惑』1


秘密小説『疑惑』2


秘密小説『疑惑』3


秘密小説『方舟』


べるぜバブ部屋


べるぜバブ小説『花見』


べるぜバブ小説『嫉妬』


青の祓魔師部屋


青の祓魔師小説『碧い泉』


オリジナルBL小説「落日」部屋


オリジナルBL小説「落日」(第1部)


オリジナルBL小説「落日」(第2部)


オリジナルBL小説「落日」(第3部)


オリジナルBL小説「落日」(第4部)


オリジナルBL小説「落日」(第5部)


進撃の巨人部屋


進撃の巨人小説『しつけ』


進撃の巨人小説『過去』


HUNTER×HUNTER部屋


HUNTER×HUNTER小説『友情×愛情×恋情』


HUNTER×HUNTER小説『愛欲×執着×盲愛』


ハイキュー部屋


ハイキュー小説『砕け散った王様』


ハイキュー小説『大王様の憂鬱』


ハイキュー小説『大王様の憂鬱2』


カテゴリ

カレンダー

サイド自由欄

バックナンバー

お気に入りブログ

目指せ60Kgキープ!!… New! 久住咲夜さん

黒執事寄宿学校アニ… New! 千菊丸2151さん

今朝の特撮感想 New! あくびネコさん

★止まらない出血は恐… RESTIA YUMI(由美)さん

制作中ですみません シュージローさん

コメント新着

千菊丸2151@ Re[2]:4位&黒執事クリアポスター(06/13) あみりん9129さんへ 1人だとアイス2個…
あみりん9129@ コメントありがとうございます。 千菊丸2151さんへ 千菊丸さんは葬儀屋の…
千菊丸2151@ Re:4位&黒執事クリアポスター(06/13) わたしは葬儀屋のクリアポスター一枚だけ…
あみりん9129@ コメントありがとうございます。 パスタ遊園地価格ではありますが、美味し…
2022年06月09日
XML

BLの苦手な方は読まないで下さい。

18禁です。

あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

何卒お許し下さいませ。m(_ _)m






「俺は逃げない。逃げても、俺は羊飼いにはなれないからな。」

なんでそんなことが口から出たのか分からなかった。でも、俺はずっと心の中で、

羊飼いのことを気にしていた。

リチャードが目を吊り上げて、俺を睨んでいる。嫌味を言われたと思ったのかもしれない。

「逃がしてやると言ったのに・・・おまえはどうしたいんだ?どうして欲しい?」

リチャードは怒った顔で、そう言った。

「あんたが欲しい。他は何も望まない。今すぐあんたを抱きたい。」

リチャードの細い腕を掴み、俺は引き寄せた。唇を奪い、首筋に舌を這わせ、

着ているものを脱がせた。ゆっくりと押し倒し、上から下に順に口付けし、

男性の部分を口に含み、女性の部分に指を1本挿し入れた。

「あっ。あ。」

リチャードが僅かに喘いだ。少年のような可愛らしいものの先を舌で舐めながら

指を増やすと蜜が溢れ出た。指を動かし、リチャードがのけぞり首を振る仕草を楽しんでから、

俺のものを挿入した。

「あっ。あっ。ああ。」

リチャードは声を上げて、俺が腰を深く突く度に悦んだ。快楽を貪り、

我を忘れそうになった時、リチャードが叫んだ。

「ヘンリー!」

俺はその名が嫌いだった。バッキンガムではなくヘンリーと名前で呼んでくれと

俺から頼んだのに・・・リチャードはあいつの名を呼んでいるのではなく、

俺の名を呼んでいると頭では理解しているのに・・・

俺は嫉妬に狂ってしまう心を抑える事ができない。

もし、リチャードがヘンリーと出会う前に出会えていたら・・・

せめて俺がリチャードと知り合う前に初恋の1つでもしていたら・・・

全ては違っていたのかもしれない・・・俺は妻以外に女は知らない。妻を愛していない。

好きでもない女と子を成しても幸せじゃない。俺はリチャードと結婚したかった。

神がお許しにならなくても、世界中を敵に回して、業火に焼き尽くされる身となっても、

リチャードの子供が欲しかった。ランカスターの子供を次の王にしたくなかった。

リチャードの初恋の相手の孫を王にしたくなかった。

俺は喘いでいるリチャードの中で、このまま死にたいと思った。

愛する人の中で死にたいと願った。

愛する人を殺して俺は死ぬ。それで初恋を終わらせよう。

死体が転がっている横で愛し合う俺達には相応しい終わり方だ。

                                  (続く)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年06月10日 13時57分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[「薔薇王の葬列」小説] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.