昨日で鈴木えい子絵手紙展が終わった。島に住む顔や名前の知らないようなはじめての方も多く来ていただけた。この資料館を大勢の方に知ってもらいたいと思って一生懸命に描いている人の作品を、使用料ゼロで飾ってもらっている。この空間に来た人がまた来てくれることを願い、一度来てくれて見てくれてそれで2回目に来てくれなければこちらが悪いのだ、そう思うので開館から10年、あと4年だがこの場所を知ってもらえる期間だと思ってやってゆくつもりでいる。
絵手紙の人とどこで初めて出会ったのか、もう覚えてはいない。サカナの絵手紙を見てから親しくなったのだと思う。私は今は釣りはしないが、何年も毎週磯釣りに通っていたので、「舞鯛（ブダイ）」の絵を見たとき、うまい、と思った。絵もうまかったが、ブダイの刺身の味が懐かしく思い出され、釣れた時の胸の高鳴りをハッキリと体感した。
はがき二枚に頭としっぽが分れて描かれている。添えられた言葉は「お化粧してどこへ行くのブダイさん　ちょっとそこまで」