カテゴリ:本
今年の「独断と偏見の書籍ランキング」 海外に住んでいるため、新作や話題作は少ない。 というか、どんな本が話題作なのかもよくわかんない。 今年読んだのは漫画本、雑誌を除いて24冊くらいかな? 一応、簡単な読書ノートをつけてはいるんだけど、 あんまり正確じゃないので。 1. 十二番目の天使 オグ・マンディーノ 坂本貢一訳 爽やかで強くて美しい話。 人生に奇跡を起こした実話に基づいた話だそう。 この本を今年のナンバー1に。 2. 7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著 川西茂訳 今更ながら読んだ有名な本。 自分の生き方に反映できたらいいなと思ったはずなんだけど、12月末日の今、内容はすっかり忘れてしまった。。。 でも「いい本だった」ということだけ覚えている。 所詮、そんなもん。。。(^^;) 3. きっと飛べると信じてた オグ・マンディーノ 牧野・M・美枝訳 貧しく虐待を受けて育った主人公に、成功の種子を教えるウィニー。 「あなたの健康はどれだけの価値がある?」 「あなたの眼は? 目と引きかえに百万ドル受け取ると思う?」 「まだ貧しく絶望的だと感じる?」 1位の本と同じ作者で、同じルートで手に入れた本なんだけど、 どっちの本もいい本だった。 4. 終末のフール 伊坂幸太郎 8年後に小惑星が衝突し地球は滅亡するという予告がされてから5年が過ぎた頃。 余命3年を宣告された人々が残りの人生を生きていく話で、 暗い題材ながらも、登場人物たちの生き方を見ながら 人間の弱さ、儚さ、強さ、温かさ、いろんなものが感じられた本。 5. 冬の伽藍 小池真理子 第1章は「はあっ?!?何?これ??」って思いながら読んでたけど、 第3章のラストでは泣けた~ 6. 恋 小池真理子 直木賞受賞作。 あまりにも倒錯した?世界に、ぽか~~~んとしてしまったが、 ラストで、若い頃に倒錯した世界に生きていた雛子さんが アラフィフになって 「10キロ以上太って、今は気さくな可愛いおばさん」 になってて、何となく納得。 「恋」というタイトルにも納得。 若気の至りな小説、 若さは美しくて儚くて、そして危険なものですね。 7. 桜の首飾り 千早茜 内容はそう面白いとも感じなかったんだけど、 「後ろのガラスケースからオレンジ色の花束を取りだした。太陽みたいな花がもりもりと咲いている」(P.82) 「外はすっかり紺色だった。」(P.93) みたいに、表現がきれいで印象的だった。 さて、今年も残り数時間。 1泊旅行に行ってたコーちゃんが帰って来たので、 これから年越しそば代わりに、 どこかにカルグクスでも食べに行く予定。 そして去年は最初から最後まで紅白が見れたのに、 今年は、トゥワイスにぞっこんの2人がいるので、 きっとチャンネル権ははんらにはないでしょう。 皆様、よいお年を~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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