カテゴリ:翻訳家への道
はんらがやってる翻訳にはいろいろなものがあるが、
例えばフィクション、広告、提案書のような内容だと、 韓国にはあって日本にないものを 日本にあるものに置き換えることがある。 内容に、 「パク・ボゴムのようにカッコいい男の子に~」 というのがあれば、パク・ボゴムを 日本のパク・ボゴムに相当するタレントに変えなきゃならない。 でも、よく考えると、 個人名を出すのはやっぱりヤバいから、 「とてもカッコいい男の子に~」 という間の抜けた表現になる。 それとも 「ナルキッソスのようにカッコいい男の子に~」 と、ギリシャ神話の美少年でも登場させたらいいのか? そもそも原本に個人名があるから悩むのだが、 韓国では個人名が出てても大丈夫なのか?不思議だ。 「日曜日にはソラク山に登って~」 のソラク山は、日本の現実にある山に変えても問題ないんだろうか? きっと山の名前なら大丈夫・・・ 以前、悩んだ翻訳は、 「このラッキーアイテムを身につけると、ラッキーなことが起こります! 道でお金を拾っちゃうかも?!?」 みたいな文章だった。 うーん。 韓国でも拾ったお金を自分のものにしたら犯罪なのでは? とにかくこのまま日本語にはできないから、 どんなラッキーなことに置き換えようかと悩んだ。 そこまでいくと、もはや「翻訳」ではなくて「創作活動」・・・ 今、またそんな感じの翻訳をやってて、あれこれ頭を悩ませている。 そして悩んでるものだからなかなか進まない。 というか、 「イケメン」 「ラッキー」 などで検索し始めると、 永遠にネットサーフィンから戻って来れない。 (注) 翻訳依頼内容は秘密厳守だから、本文中に書いた文章はどれも「例え」の文章です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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