カテゴリ:本・映画
角田光代さんの作品はときどき読むのだけれど、読むたびに暗くなる(苦笑)
そして苦手かもって思う…でもまたしばらくすると手に取って読んでいたりする。 福袋 この本を図書館で手にしたとき、カバー絵の明るさと『福袋』という題名からして、 もしかして明るい話しかもって思って借りました。 でも、そんなこともなかった(苦笑) 短編小説なので、暗さが深みにはまるということもないのですが、後味がいいか悪いかと聞かれれば、あまり良くはないと思う。 この本を読んだすぐ後に映画『悪人』を観た。 『福袋』の最後に入っている題名と同じ『福袋』という小説と映画『悪人』を観た後の感想が入り混じって頭の中を駆け巡る。 どちらも犯罪者とその家族、その人を愛した人が出てくるのだ。 『悪人』は深津さんが賞を取り、公開前に一気に話題の作品となったので、観る前の期待が大きすぎたけれど、よかったと思う。 主人公二人に感情移入でいるかどうかが、観た後の感想の大きな分かれ目かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.25 12:53:01
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