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有明の月

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2021.02.13
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カテゴリ:本・映画
川上弘美さんのエッセイ
川上さんが俳句をやっていることは知っていました。
この本は春夏秋冬と新年の季語とそれにまつわるエッセイと俳句も載っています。
俳句のことはよくわからないのですが、エッセイとして、知識欲を刺激されたり、川上さんの生活が垣間見られたりして、楽しく読めました。


わたしの好きな季語 [ 川上 弘美 ]

生物学科で学び、理科の教師をされていた川上さんなので、生物に関して詳しいですね。

「そうなんだ」ひらめきと印象に残ったのは、木蓮がコンパスフラワーでつぼみの先が必ず北を向くというお話。今度、よく観察してみよっと。

あとは春菊は地中海沿岸が原産というのも知らなかったなぁ~
簡単なオイルサーディンの作り方とか(知ったところで作らないとは思いますが…笑)

季語でいうと、花=桜は知っていたけれど、月ははぼ9月の月だけのことを言うってこと。
「月」単独だと9月の月ってことね。

エッセイとしては、川上さんのお子さん達がお墓参りをレジャーの一種なのだと思い込んだ話とか、朝顔の種の話とか、濁酒の話とか、お裁縫箱の話とか、印象に残りました。

川上さんが必死におこなったという「伊勢物語」(日本文学全集)の現代語訳にも興味を持ちましたが…たぶん読まない(笑)

読むとしたら「伊勢物語」をモチーフにした川上さんの小説「三度目の恋」かなぁ~


三度目の恋 (単行本) [ 川上 弘美 ]





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Last updated  2021.02.13 14:59:13


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しぃ2006

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