|
テーマ:旅行記(477)
カテゴリ:建築・神社仏閣
本日もまた前ブログの続きになります。 次は岩船寺から
薬師仏は東方浄土の教主 現実の苦悩を救い目標の西方浄土へ送り出す遣送仏、 阿弥陀仏は西方にある理想の世界にあり 極楽浄土へ迎えてくれる来迎仏。 また 大日如来は真言密教の最高位の仏で 宇宙全体の生命の根源として全ての世界を包む 存在とされている。 この配置は 平安時代、日本で最初に九体の阿弥陀仏を祀った 藤原道長建立の法成寺(廃寺)と共通する。 -- 浄瑠璃寺パンフレットより
浄瑠璃寺
平安時代に現存する唯一の九体阿弥陀仏 「感無量寿経」にある九品往生の 人間には九つの往生の段階があるという考えから 九つの如来が祀られました。 (全ての人が救われるという考え方) 九品往生と言えば 下品下生~上品上生までありますが 僧侶のお話では 「どの阿弥陀仏がどの往生を救ってくださるのかも 皆さんの往生の段階も不明なので 全ての阿弥陀仏さまに手を合わせてくださいね」 とのことでした。 僧侶は彼岸に向けての菩薩道を説いてましたが 私にはまだまだ無理そうです^^; その後 お堂の中の美しい像を拝観し 吉祥天女像にお会いして本堂を後にしました。 浄瑠璃寺以外の九体阿弥陀仏は 石仏が九州(藤原期) 木造仏(江戸期)が東京(九品仏・浄真寺)に 残っているそうです。 子安地蔵菩薩像(藤原時代) ◆ 不動明王三尊像(鎌倉時代)
それぞれ単身赴任中だそうです^^
薬師如来像 東の三重塔内に安置されています。 太陽の昇る東にいて遣送の如来とも。
智挙印を結ぶ金剛界の大日如来。 風雨順時、五穀豊穣、天下泰平 豊かな暮らしと平和を授ける女神 1212年に本堂へ祀られた記録があるそうです。 で 開扉期間終了後は保全修理され綺麗になって 5年間の単身赴任が決まっているとか。 なので 今後しばらくお会いできないようですね。 吉祥天如像のカレンダーを購入すると(500円) おまけに縮小版と コンガラ童子、セイタカ童子のポスターも。 (これが可愛いの) 他にも 馬頭観音像(鎌倉時代)は奈良国立博物館へと ただいま赴任中。 仏さまたちも忙しいですね。
色づき始めた庭園の紅葉が綺麗でした。 こちらの庭園でも四季折々の様々な植物が植えられていて 散策するのも楽しかったです。 吾木香が良い感じ コントラストも
デジカメだと画素数を半分くらいにしなければ 画像アップできないのが不便ですね。 (解像度も落ちますよね) iphoneのバッテリーが気になりデジカメを使いましたが よくわからないけど風景はマズイ。。
真言律宗とは これは鎌倉時代、南部(大和)教学復興の中心にあった 興正菩薩叡尊(1201~ 1290)の教え、 いわゆる西大寺流を伝えるものである。 -- 浄瑠璃寺パンフより 古代の様々な国宝や重要文化財を多く拝観でき 紅葉も見ることができて良かったです。 浄瑠璃寺の門外にもたくさんの地元露店があり またも漬物や野菜を物色中だった母をむりやり引っ剥がし^^; 次はJR奈良駅へ向かいました。 夕刻の京都行のJRに乗る行程ですが それまで約4時間あったので行きたいと思っていた場所へ。 さて 次はどこへ向かったでしょう。
よろしかったら、またお付き合いください
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.21 15:55:42
コメント(0) | コメントを書く
[建築・神社仏閣] カテゴリの最新記事
|