【 九州一周徒歩旅行 42日目 】 黒崎(福岡県北九州市八幡西区) → 門司港(福岡県北九州市門司区)
2015年03月17日(火)曇時々晴06:30 起床。おにぎりとインスタント味噌汁の朝食。08:00 「ステーションフロントイン黒崎」を出発する。曇り空。旅の最終日になってようやく、足裏の肉刺が固まってきた。痛みがだいぶ和らいでいる。今日は北九州市内を、門司港まで縦断。国道3号線を東へ向かう。市街地の幹線道路は、歩いて楽しい道ではない。八幡駅を過ぎて国道3号線を離れ、県道を行く。09:50 上到津(かみいとうづ)、路傍に三角錐の碑「小倉到津球場跡」がある。小倉到津球場は 1923年(大正12年)に完成、太平洋戦争中に廃止された。碑に貼り付けられたプレートに、1934年(昭和9年)この球場で行われた日米野球のスタメンが記されている。全米軍にベーブ・ルースとルー・ゲーリッグの名前が見える。10:30 「小倉城」に立ち寄る。石垣や堀は往時のものが残っているけれど、天守は 1959年に再建された鉄筋コンクリート造である。国道3号線に復帰。11:45 コンビニの休憩コーナー、唐揚弁当(380円)で昼食にする。関門海峡を左手に望みながら、国道3号線を北上する。門司港の街に入り、13:35 「九州鉄道記念館」入口で蒸気機関車の写真を1枚。ここの機関車も、大町駅にあったのと同じ貨物用9600形。記念館のは大町駅のと違い、ぴかぴかである。少し奥に、C59型蒸気機関車もある。13:45 今回の旅の終点・鎮西橋交差点に到着する。ここは 2012年01月19日の「九州一周徒歩旅行 2日目」に通ったところ。「九州一周徒歩旅行」の終点でもある。歩行距離 1456.4 km、足掛け4年かかっている。「門司港レトロ」地区を、少し散策する。特徴あるレンガ造りの建物の写真を撮ったが、後日 調べたところ、1995年竣工の「国際友好記念図書館」という、かつて中国 大連にあった東清鉄道汽船会社事務所の複製建築物だった。「関門橋」の写真を1枚。1914年(大正3年)に完成した「門司港駅舎」は保存修理工事中で、その姿を見ることができない。ホームにある水道の蛇口が、とてもレトロ。ひねると ちゃんと水が出る。門司港駅 14:18 発のJR鹿児島線に乗る。途中の折尾駅では、駅弁の立ち売りをしている。調べたところ、全国で立ち売りをしている駅の数は、現在1ケタしかないらしい。15:40 吉塚駅で下車。運賃 1470円。徒歩数分の「大黒湯」で汗と埃を流す。入浴料 440円 + 石鹸 40円。旅の初日に見つけた、博多バスターミナル8階の金沢カレー店「ゴーゴーカレー」で夕食にする。ロースカツカレー 680円。酒とツマミのメニューもあり、飛行機の出発時刻まで、ここで時間を潰すことにする。博多駅 18:32 発の福岡市地下鉄に乗り、18:37 福岡空港。運賃 260円。出発便の運行状況を見て ガックリ。搭乗する 19:55 発のジェットスター GK512便は、「機材到着遅延のため 65分遅れで 21:00 発に変更」との表示がでている。やることもなく、空港で2時間待ち。22:45 成田空港に到着。料金 9180円(運賃 8290円 + 座席指定料 460円 + 振込手数料 430円)。京成線では都内に帰れる電車はもうない。JRの最終電車 23:02 発に何とか間に合い、00:30 自宅に帰り着く。黒崎 → 門司港 :23.5 km( 九州一周徒歩旅行累計 1456.4 km )