コンポチャムは、メコンのほとりに広がる緑豊かな町です。
プノンペンからは、車で約2時間。
日本からの無償援助で建設されたキズナ(絆)橋もあって、日本とも縁の深い町。
★川ですっぱだかになってあそぶこどもたちの背後に、その橋が見えました。
フランス植民地時代の面影を色濃く残した、コロニアル・スタイルの町並みがうつくしい町ですが、県庁所在地なのに観光客の姿はほとんど見かけません。
かつてキリングフィールドと化したカンボジアの指導者、あのポル・ポトの出身地とゆーのは、別に関係ないと思いますが。
東南アジア随一の大河メコンのほとり。
夜明け前後、このコンポチャムはいっとき深いミルク色の川霧にすっぽり包まれます。
すべてのもののりんかくせんが、ゆるやかなあいまいなものにやさしくとけるしずけさ。
コンポチャムでは、まだまだ現役で馬車が活躍しています。
この土地独特の種類らしくて、サラブレッドなんかに較べると、ふたまわりくらい小柄なお馬さん。
荷物運びだけでなく、農作業なども力仕事ならなんでもやってます。
この町の郊外にあるのが、ワット・ノコールという11世紀頃に建築されたヒンズー寺院遺跡。
東西南北にある楼門と周壁に囲まれ、中央祠堂、教蔵などが残っています。
けれど、この遺跡は後に仏教寺院がむりやり合体された形で建築されているために、建設当時の姿からは変容しちゃってます。
現在、この仏教寺院部分の内部はカラフルな仏教画がいちめんに描かれていて、アンコール周辺遺跡群なんかと較べると、かなり異色の存在です。
そのワット・ノコールの庭に、こんなおおきな樹がありました。
ふるいおおきな樹が、日常の生活の中で元気に育っている風景は、旅人をほっとさせますね。
はるるさんたら、すっかりお気に入り。
でも・・。
とにかく、でっかいんです。
とゆーよりも。
大き過ぎます。。。この写真を撮るために、バックしてバックしたんだけど、ちょうどその先は坂になってたもんで、これ以上は後ろに進めない場所で立ち止まって、やっと撮影したのがこれ。
てっぺんまでは、フレームに入り切れませんでした。汗
でも、よく見れば樹の根元に写ってる人物の、なんとちっぽけなこと!
これでなんとなく、この大樹のスケールが判っていただけると思います。
修行中の若いお坊さんたちとおしゃべりしたあと、少し木陰でウトウト。
それにしても、旅先のひるねって、どうしてこんなにキモチイイんでしょうね~?!
★カンボジア独特のスタイルをしたふしぎな仏塔。
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