テーマ:ラテン!(3)
カテゴリ:ラテン(ロック&ポップス)
“ラテンの伝説”追悼(2/2) 先月末に亡くなったメキシコの国民的歌手にして“ラテンの伝説”と呼ばれるフアン・ガブリエル(Juan Gabriel)追悼の後編です。今回は、まずは若い頃のナンバーを一つ取り上げます。そもそも彼は貧しい農家の出で、10人兄弟の最年少だったそうです。13歳で歌手への道を掴み、いわば歌でのし上がった、そういう人物だったというわけです。 1971年、まだ20歳を過ぎたばかりの若いこ頃の彼の曲で、「ノ・テンゴ・ディネロ(No tengo dinero)」をどうぞ。タイトルの直訳は「金がない」…。詞は“お金もあげられるものも何もないけど、君を愛する気持ちだけはある”という、何ともべたな詞であったりします(笑)。 興味深いことに、この曲には“日本語ヴァージョン”が存在します。どういういきさつで吹き込まれたのかは不明ですが、“金がない、ない…”と、日本語で歌っています。もちろん、フアン・ガブリエルは日本語を話せるわけではないのですが、頑張って日本語で歌っているのです。 上の日本語のレコーディングに加えて、彼の器用さを示す映像をもうひとつお届けして、追悼特集の締めとしたいと思います。CCRの「ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン(雨を見たかい)」のカバー(スペイン語でのタイトルは「グラシアス・アル・ソル(Gracias al Sol)」)です。 これが彼本来のイメージかと言われると、それは違う気がしますが、器用さと歌の上手さというのがこういうジャンルのカバーからよく分かったりするように思います。 ともあれ、文字通り伝説の歌手となってしまったフアン・ガブリエルのご冥福をお祈りします。Q.D.E.P. 【メール便送料無料】Juan Gabriel / Juan Gabriel: Para Ti (輸入盤CD) (フアン・ガブリエル) Juan Gabriel / Historia Del Divo 輸入盤 【CD】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 “ぽち”応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年09月10日 05時48分36秒
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