テーマ:スペイン音楽(68)
カテゴリ:ラテン(ロック&ポップス)
パナマ出身のシンガーによる軽妙な好作
ミゲル・ボセー(Miguel Bosé)は、1956年パナマ出身の男性シンガー。パナマ以外に、スペイン、イタリア、コロンビア国籍も持っている。これまでに20枚ほどのアルバムを発表していて、スペインやメキシコなどスペイン語圏で幅広く人気を獲得したアーティストである。 そんな彼のアルバムの中でナンバー1とファンの呼び声の高い作品が、1993年発表の本盤『バホ・エル・シグノ・デ・カイン(Bajo el signo de Caín)』である。全編スペイン語だが、翌年には英語ヴァージョンとイタリア語ヴァージョンも発表されているとのこと。彼の作品のよさは、曲作り(本番では全曲が彼の参加した共作)と軽やかで味のあるヴォーカルにある。そんな観点から、注目曲をいくつか挙げてみたい。 1.「テ・コメリーア・エル・コラソン」は、シリアスで落ち着いた曲調だが、この“一歩引いた感”が彼の特徴で、この曲なんかにはそれがよく表れている。表題曲の6.「バホ・エル・シグノ・デ・カイン」は、淡々としたヴォーカルと浮遊感のある演奏がいい。9.「サラ」は、肩の力を抜いた感じの歌唱で、おそらくはこのノリをいいと思える人はミゲル・ボセーの音楽全般を気に入るのではないかと思う。 正直なところ、この軽妙さをよしと思うかどうかで好き嫌いが分かれそうなアーティストのような気がする。とはいえ、個人的にはなかなか気に入っていて、本盤は特にお勧めの1枚だったりする。 [収録曲] 1. Te comería el corazón 2. Lo que hay es lo que ves 3. Si tú no vuelves 4. Nada particular 5. Mayo 6. Bajo el signo de Caín 7. Wako-Shamán 8. Imagínate que te quiero 9. Sara 10. Sol forastero 11. La americana 12. Gota a gota 1993年リリース。 【輸入盤CD】 Miguel Bose / Original Album Series (ミゲール・ボセ) 【中古】 Bajo El Signo De Cain / Miguel Bose / Miguel Bose / Warner Music Latina [CD]【メール便送料無料】【あす楽対応】 【中古】 Miguel Bose ミゲルボゼ / Bajo El Signo De Cain 【CD】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年06月22日 05時20分05秒
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